【2位】芭蕉関連スポット
【散策時間】約2-3時間

芭蕉関連スポットを巡りつつ、旧日光街道を中心に歩く、ステキなコース

芭蕉には興味ない方でも、旧日光街道を端から端まで制覇するこのコースは、千住らしい、ステキな散策コースだと思います。

ぶっちゃけ、句碑は見ても読めないし、(個人的にはつまらないですが)、千住散策のメインストリート、「旧日光街道」を歩くついでに、芭蕉の句碑もチラリと見て歩く感じで、お散歩を楽しんでみようという、千住初心者の方にはオススメです。散策時間としても、適量と思います。

【出発地】

●千住大橋駅(京成線)

→ 推奨出発時間、朝6時-7時30分

千住大橋駅を下車、駅の外に出ると、国道四号線にぶつかります。

駅を背にして、右側が、千住大橋。大きい鉄橋なので、すぐにわかります。

駅よりの道を、橋方面に進むと、

→【★-1】の千住大橋公園が見えてきます。

この辺りが、芭蕉が、船を降りた場所とされていて、芭蕉の「矢立の初」の句碑などがあります。

こちらを見たら、足立市場の信号まで戻り、信号を渡り、

→ 足立市場を見学します。市場は、日曜は休みです。

足立市場は、朝八時ごろで閉まってしまうらしく、あとは、午後ぐらいまで営業の乾物店みたいなお店がいくつか営業するだけになります。

朝のにぎやかな市場を見たい方、市場で仕入れた食材を、今すぐ食べたい方は、市場内にある、いくつかのお店を食べ歩きましょう。寿司(武寿司 14:00ごろまで営業)、ラーメン、その他あるみたいです。

→ 市場を正面口から出て、市場を背にして右側に曲がると

→ 芭蕉の像があります。

 ここで、芭蕉さんと記念撮影。

この通りが、旧日光街道になります。

→ 旧日光街道を直進、土手方面(北側)に進みます。

→ 千住宿歴史プチテラスがあります。

展示があるときには、10時ぐらいから、何か展示している可能性もありますが、芭蕉の句碑は、入口付近の、門の外からでも見られます。

足立市場での食い意地を選んだ場合には、こちらの営業時間には早くついてしまうかもしれませんし、展示を何もしていない期間も多いので、とりあえず、スルーしましょう。

→ この近辺は、江戸時代は、荷物の重さを計る問屋街でした。

街の人が、当時の面影を再現しようと、木の看板などを、街中にかかげています。

→ やっちゃ場も、この通りです。

市場への沿道では、人々が、自作の野菜や釣った魚なんかを露天で並べて販売したりもしていて、大変に、賑やかだったと聞いています。

少し行くと、墨堤通りにぶち当たる角に、【問屋の石碑】があります。

腿ぐらいまでの大きさで、目立たないから、見逃す可能性があります。

→ 墨堤通りまで来たら、信号を渡り、正面の

→ 源長寺を見学。

 ★ 入口には、子育て地蔵尊。

 ★ 本堂の屋根は、天平風の毅然とした作りが美しいです。建物そのものは新しい感じですが、ドッシリとした建物で、明るい感じです。

 ★境内には古いお稲荷様があります。

 ★山門には、このあと、寄付が集まったら、風神雷神、裏には、龍神様を安置しますというような場所が設けられていて、新しい千住の名所になると信じています。

 ★このお寺は、ボケ封じの神様でも有名。芸人さんから、ボケに悩まされている皆様の寄進を大量に受けてピカピカです。こんなに立派なお寺なのだから、よほど、ご利益があると思います。

→ 源長寺の見学を終えたら、一旦、墨堤通り(ピンク色の道路)に入り、千住神社を目指します。

→ 宮本町の交差点を渡り、

→ 白幡八幡神社を通り

→ 千住警察署の交差点まで進みます。

→ そこを左に折れると、三差路になっていますので、右側の広めの道を進みます。

→ 千住神社 

悠久1100年、足立区で一番古い神社。永承6年(1051年)、源義家が奥州征伐の際、荒川(現千住大橋付近)を渡り、二ツ森(現 千住神社)に陣営し、戦勝祈願をしたと古記録に記載されているそうです。関連の石碑もあります。

 ★ こちらには、芭蕉の句碑もあります。

   「ものいえば 唇寒し秋の風 芭蕉句」

 ★ 富士塚

 ★ ものすごく古いお狐様の石造(あ・うん)

   網でカバーされてます。

ここには、古い神輿を保管する蔵もあり、正月と、九月の二週目の土・日に、神輿が担がれます。

→ 千住神社から、千住警察署の信号を渡り、警察署の通りを進みます。

→ 芸術センター(巨大な建物だから解ります)2階には、黒澤明記念館があります。確か、映画館もあって、懐かしの名画的な作品を上映しているらしいので、お時間余りすぎの方は、こちらで時間を過ごすのもヨイかと思います。

→ 芸術センター出口を出て、左に進むと、旧日光街道(商店街名は、ほんちょうセンター街)に戻ります。ここは、賑やかで、お店も沢山あります。

→ ここを直進し、信号まで進みます。

→ アーケードの道は、北ロード1010商店街です。ここを通り過ぎると、100円ショップがあります。

→ 千住本陣跡の石碑

100円ショップの角に、千住本陣跡の石碑があります。

また、石碑の辺りから伸びる細い道が、昔は、見番横町でした。

→ 見番横町というのは、芸者さんの口利き場という役割だったそうです。

夜のお世話などは、別な場所があったらしいですが、どこだかは解りません。

→ 本陣とは、当時の、五ツ星ホテルと理解してください。大名のエライ方とか、老中、家老、高僧などが宿泊する、ちょっと豪華な宿だったそうです。

大名行列は、3000人の大キャラバンということもあったらしく、地方の大名は、遠くからそんなには連れてこられませんから、江戸に近づくにつれ、農家などの、臨時雇いの家来を増やしながら、行列をしたのだと伝えられます。

ということで、千住は江戸まですぐ近くのため、大人数を収容する宿として栄えました。

本陣を中心に、役職の高いものが、その周辺に宿泊、臨時雇いの下々の家来たちは、本陣からは随分と離れた、遊郭などもあった辺りで、楽しく過ごしたと聞いています。

今は、戦争で焼けてしまったり、家屋が老朽化して、建て替えられたりしたため、そういった名残がほとんど残されていないのが残念です。

→ 見番横町を直進すると、小学校が見えます。

→ 小学校を更に進んでゆくと、

→ 千住本氷川神社があります。

 ★ 芭蕉句碑

 ★ ラジオ体操発祥の地の石碑

小さな入口から入ると、古い本殿があり、木彫の龍が三体、本殿の柱にトグロを巻いています。(確か文化財です)

これは、素晴らしいですが、近くに寄らないとよく見えないです。奥にある、新社殿も、立派です。

→ 本氷川神社を、更に、北方面に進みます。

このあたりで、千住土産を買いたい方は、次の角を左折。何軒か先で石黒の飴を訪ねましょう。昔ながらの製法で、やさしい味の美しい飴たちがショーケースに並びます。アタシは、バター飴か黄粉飴(なかったらゴメン)が好きです。

→ 先ほどの道まで戻り、北方面に直進

→ 安養院を目指します。

 ★ かんかん地蔵

 ★ 芭蕉句碑

→ ここから、学びピアは至近なので、立ち寄りましょう。 

 ★ 芭蕉像

 ★ 顔だしパネル

→ 芭蕉関連はここで終了です。学びピアから、旧日光街道(宿場通り)に出て

→ かどやのやりかけ団子(千住名物)

→ 横山家 (詳しく見る)

→ 絵馬屋 (詳しく見る)

などを通り、駅に戻ります。

緑色のコースに流れ、荒川土手で、虹の広場金八ロードも素敵です。

2-3時間の散策で、丁度イイ感じと思います。

ただ、早く出発しすぎると、飲み屋が開くまでの間、結構ヒマヒマだと思います。

 

夕方4時半ぐらいから、銭湯がオープンしますので、こちらも是非、コースに入れてみてください。

【1位】あらかわ

【散策時間】約1-3時間

駅から荒川土手までの名所を襲撃しつつ、近隣有名店で食糧を確保。荒川河川敷にてピクニックコース。
【3位】千住七福神

【散策時間】4-6時間

千住七福神を中心とした、ガッツリパワースポット散策コース。歩きすぎで、かなり疲れること確定ですが、主要な場所はほぼ制覇しています。

おじゃら画廊のHP

千住っ子 おじゃらが作る 『北千住ぶらり歩き』は、

コンテンポラリーアーティストおじゃら りかが作成しています。

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