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◆ 001 ◆ 着物を着ることになったきっかけ ◆

2008.11月頃
知人に、自分の母親の着物類などを整理したいという相談をうける。

最近『書』を作るので、

『売れるモノはヤフオクなんかで売りさばいて、残りは、掛け軸なんかにしますから、不要な品は、送ってください。』

などという返事をする。

後日、届いた着物が、大島や結城紬なんかだったから、アタシは、仰天し、自分で着ることにする。

もともと着付けは、若い頃に習ったことがあった。持っている着物は、晴れ着ばかりで、普段に着るような品の持ち合わせもなかったから、着るチャンスがなかったということもある。

あるとすれば、ユカタぐらいかなあ。2007年の夏に、自分で染めたてぬぐいをユカタに仕立てたことがあったっけ。(帯は、手持ちのイカットのコレクションで、手縫いした)

襦袢や、下着類、紐などは持ち合わせがあるため、とりあえず、自分が経営する画廊の留守番のときにでも、時々着てみよう。

まあ、そういう気持ちであった。

不足しているものは、履物、帯、半襟などの小物、まあ、そんなところである。

着物を着るために、半襟と帯の制作から着手することにする。

ネットで、作り方を調べたときに、鈴木道子さんのブログを発見。

http://handson.blog117.fc2.com/blog-entry-26.html

(今知ったが、グラフィックデザイナーなのだそう。なるほど、サイトの洗練度がハンパじゃないもんね。どうぞよろしくおねがいします。)

オットのワイシャツで半襟かぁ。しかも、ミシンで縫って、洗濯機で洗うと書いてある。

『普段とお出かけを分けて、普段の半襟は、継ぎ目があってもいいじゃないか』という潔さ。

惚れたわぁ。

それ以来、アタシのコンセプトは、この方の方針に乗っ取って、普段着る着物は、廃材をリメイク利用して作成することに決める。

ありがとうございました。感謝します。

そうして、ケチケチ着物ライフは、鈴木さんのブログから始まったのだ。

まずは、やっぱり知人から頂いた、昔のポリエステルのブラウスなんかを利用して、半襟を作る。

テロテロしていて、うまく縫えないんだけどね、襟にぬいつけてしまうと、周囲の縫い目は全く気にならないので、気にしないことにする。

アタシが重視しているのは、よりPOPや質感を感じさせる半襟である。

紺や黒の大島や結城に合わせるわけで、かといって、年齢的に、帯は、そんなに派手にはできない。

せめて、半襟と帯揚ぐらいは、カワイクまとめたい。という女心。

このほか。名古屋帯の寸法なんかを別なサイトから頂いて、ギャラリーに向かう。

着物を着られるようになるまでの、インフラ整備を完了させなければならないということである。

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