収集家のハーブとドロシー夫妻。ハーブはポストマン、ドロシーは図書館秘書という、決してお金持ちではない二人。生活費はドロシーの給料でやりくりし、ハーブの給料はすべてアートの収集にあてて40年。収集したアート作品は、ナント5000点近くに増えていった。 |
物語は、アーティストの展覧会会場を回る二人の姿からはじまる。追って、出会いと結婚。最初のデートや新婚旅行の話などの映像から、軽やかにスタート。 |
彼らのアパートでの生活の様子や、展覧会・作家のギャラリーを訪ねたときの様子、アーティストとのやりとりなどを通して、二人の収集の軌跡(奇跡)をつづってゆく。 |
彼らのその、収集の意欲や、収集の観点、作品購入に至る過程なども、アーティストの語りから伝えられる。また、アーティストや作品たちと、どのように関わり、どんな風に生活に取り込まれ、展示されていたのかなども、面白おかしく伝わってくる。 |
40年の収集の結果、とうとう1LDK(約70平米程度)のマンションには、新しい作品を収納するスペースがなくなってしまう。そこに、ナショナルギャラリーのキュレーターから、作品を見せて欲しいという申し出があり、最終的には、ナショナルギャラリーに寄贈されることとなった。 |
→→→ みどころ |
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