■■■ 四つ目綴じにチャレンジしてみよう -3 ■■■本綴じ
ありがとうございました。
◆◆ 綴じてみよう ◆◆ 一番大切なことは、本を裏返して、
右から二番目の位置に、下から糸を通す。
ここですね。
これさえ間違えなければ、和綴じは、メチャクチャカンタンです。
ホントっす。
◆◆ 糸の端は、1センチ位残す ◆◆ おおっ。この状態で、どうやって、綴じてゆくのかと思ったら、これを、糊付けてしてしまうのです。
へぇ。
そうだったのか。
のりつけた程度で、抜けないのかなあと思いながら、チャレンジしてみます。
◆◆ のりは、紙の上に乗せて ◆◆ 糸にのりづけするのは、結構面倒なんで、
紙にのりをつけて、挟み込むように、糸につけてみました。
いい感じでした。
端から7ミリくらいのところまでつけましょう。
のりをつけたら、穴から抜けない位置まで引っ張って、表に、糸の端が見えないように隠してしまいます。
知らなかったよ。
◆◆ まず手前、次は左 ◆◆ 糸は、まず手前にグルリと巻きます。
のりの付いた端が、抜けないように、細心の注意を払わなければなりません。
しかも、アタシが、ここの穴だけは、少し大きめになどと書いたため、もしかしたら、穴から抜けてしまう人続出かもしれませんね。でも、手前に一周させながら引っ張ると、ホントにノリのところで糸か止まってビックリしました。
次に重要なのは、糸を進める順番です。
手前にぐるりが終わったら、左に流れます。そうしたら、手前、また左に。
◆◆ 角にもひと巻きする ◆◆ 左・手前の順に進んでゆくと、今度は、角にぶち当たりますので、角をひとまきします。
おおっ。
これを忘れなければ、あの、『角ぎり』がどんなに雑であっても、中を見られる心配はありません。
なるほどぉ。
だから、雑でもいいのか・・・。
◆◆ 開始点に戻ってくる ◆◆ 角が終わって、前の穴にもどると、今度は、そこに、道ができていて、まだ糸を通していない所を進むと、一周していました。
へぇ。
なんて合理的。
『糸よ、お帰りなさい。(オジャラ句)』
最後に、どうやって止めるのかかをチェック。
◆◆ 糸の止め方 ◆◆ 既にある、二本の糸に針を通し、自分の糸の輪に、針を通して引っ張る。
マジっすか?
こんなんで本当に止まるのかよと、内心不安でイッパイになりながら、マニュアル通りに進めてみる。
◆◆ おおっ。 ◆◆ ちゃんと、本のギリギリのところに、玉止めが一個できました。
ここで、もう一個などと思ってはいけません。
和綴じは、どこで止められているのかが解らないというのが、素晴らしいのです。
玉止めをしたら、その針は、もう一度、今度は表紙に向って進みます。
これが最後です。
そうして、表紙側から、ギュっと引っ張って表紙ギリギリに糸を切り落とせば完成です。
アタシの場合、穴が小さくて、どう頑張っても、この最後の針が、穴を通らなかったもんで、糸を、7ミリ程度を残して切り落とし、針で、穴に押し込みました。たは。(自己流)
いーんです。人生というのは、結果が勝負なんですから。
◆◆ 完成 ◆◆ 初めてのワリには、まあまあの出来だと思います。
マニュアルのホームページ様には、更に、表紙の左上の方に、和紙を貼り付けて、名前などを書けと書いてあります。
うーん。面倒。
もう、ここまでで、面倒極まりないですね。
和紙、探したり、切ったり貼ったりがもう面倒。
もし、必要な方は、シール式ラベルなどで、この、タイトル部分を、本の原稿と一緒に作っておくべきです。
いまさら、何もやる気が起きませんから。
◆◆ シールを貼る ◆◆ そこで、オジャラは、手持ちのシールを貼ることにしました。表紙がどっちか解らないと、効率が悪いからっす。
なんて書いてあるか読めないっすよね。
『あれっ、いちまいたりない』
と書いてあります。
なんか、俳句みたいっすね。
この句集にピッタリの言葉でした。たはは。
ちなみに、一人だと淋しいので、ワン君のシールも貼ることにしました。
(尾崎放哉は、ときどき犬{を自分に見立てた}の俳句を詠んでいるので)
◆◆ 裏表紙にも ◆◆ 裏表紙は、当然に『はんせい』
いいっすね。
なんて、タイムリーなシールが、ウチにはあるんだろう。
推定10年は昔のシールだけどな。
まだ使えるなんて、その方が驚きである。
どっちにしても、アタシの、記念すべき
第一冊目の紙の本が完成したのだった。
(作業時間二時間半・疲)
初句集を記念して:
あれっ、いちまいたりない はんせい(オジャラ句)
どうですか?冊子、四つ目綴じ、出来ましたか?
句集作りというのは、思いのほか楽しいですよ。
しかし、この方法では、面倒だという人に、もっと手を抜いた方法をご紹介します。