◆◆◆ Vol.2 俳句の学び方 ◆◆◆

●200 有名な俳句を書き写す

これが、一番力がつきました。ホントっす。

読んだだけだと、まあ、読んだ気になりますけど、書き写すというのは、

全く違う作業です。

アタシの場合、習字の練習も兼ねていたのですが、俳画も描きました。

本音のところ、この、俳画にするという作業が、一番力がついたと思っています。

俳句を映像に置き換えるという作業だからです。

書き写すというのは、単調な作業で、文字を書くことに没頭してしまうのです。

ところが、俳句の意味が解らないと絵はつけられないのです。

だから、解るまで一生懸命考えました。この、解らない俳句を考えるという作業。

これが、一番力がつくポイントだと思います。

普通、俳画は作らないので、まあ、『映像を思い浮かべながら、一枚一枚読んでみる』

『解らない俳句は書き写して、身近な所に貼り出す』

『解らない俳句の意味を毎日考える』

という感じで、とりあえず、チャレンジしてみましょう。

そんでもってね、『どーしても解らないとき』にはね、

俳諧通信の掲示板で聞いちゃいましょう。親切なセンパイ方が、教えてくれますって。

ホントっす。

◆◆ どんな事が起こるのか ◆◆

俳句を書き写していると、自由律俳句の、リズムとか、切れとか、二物衝突のことが、だんだん解ってきます。

山頭火も、放哉も、どちらも、ほとんどの俳句が、前後二つのパーツに分かれていて、それぞれ関係の無い単語で、一つの俳句が構成されています。

俳句の長さ、俳句のリズム。

書き写すことで、自然に、体の中に叩き込まれてゆくのです。

私は、俳句が作れないでモヤモヤしていたときに、オットに山頭火と放哉を読んでみるように勧められました。

教科書に載っている、立派な俳句を作った人だから、読むと、何かわかるかもしれないという理由からです。

◆◆ 次に起こること ◆◆

これまた不思議なんですけどね、自分の俳句も、ドンドンと沸いてくるようになるのです。

人の俳句を書き写しているのに、何か、インスピレーションを感じるのかもしれません。

そんでもって、その俳句を、どんどんとノートに書きとめてゆきました。

あ、こんなのも俳句かな、とか、おおっ、これはどうかな。

みたいに、先達の自由な俳句に、かなり影響を受けているということに、他なりません。

私は、山頭火150句と、放哉290句を作り終えたときには、大量の自分の俳句がノートに書きとめられていました。

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