■ 004俳句作りのキーワード、検証■

●瞬間を詠んでいるか?

やっぱ、これっすかね。次のキーワードは。

俳句というのは、瞬間を極力短い文字で表現する芸術である。

『瞬間を詠む』=『俳句』というのは、スゴイ理論です。

だから、『イカスはいく 天国』は、瞬間を詠んでいないので、ダメな俳句ってことになるんです。
たはは。申し訳ない。でもまあ、俳句が楽しそうでしょう。
いーんです。アタシの俳句は、それで。

先達の俳句を少し見て、どんな風に瞬間を詠まれているのか、チェックしてみましょう。

●瞬間をチェック

『鉄鉢の中へも 霰(アラレ)』 山頭火

霰が空から落ちてきて、

カラカラという音まで聞こえてくる瞬間。

スゲーっ。

●瞬間をチェック

『入れものが無い 両手で受ける』 放哉

何かをもらうのに、両手を差し出した瞬間っす。アタシは、チョコレートでもいいなあ。何もらったんっすかね?それを想像するのが、また楽しいっすね。

『こころすなほに 御飯がふいた』山頭火

御飯が白い湯気たてて、

ブシューっといった瞬間っす。

こちらまでお腹が空いてしまいます。

『障子の穴から覗いて見ても 留守である』 放哉

人の家、覗いている人の後姿、

見えてきませんか?

『折角来たのに』という本人の焦りや、諦めきれない思い、それを客観的に見た他人事の面白さ。

この俳句の中には、イロイロなものが詰まっています。勉強になりますね。

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