「おじゃら画廊」のホームページ 第一章・画廊/カフェ スタートまでの記録

■■■ 052 ★ 店頭看板 ■■■

2007.6.18

今日は、アトリエに、椅子2脚と、この看板用の材料を取りに行く。

この板は、額縁屋のオヤジが、作業用に使っていた、大きい台を、オジャラが3時間以上かけて切断した品。

あの時は根性入れたよなあ。

ゼッタイにムリと思われた3センチ厚のコンパネをこの細さに切断したときには、達成感あったよねぇ。

本棚でも作ろうと思って取っておいたんだけど、まさか、看板に使われることになるとは。

もう少し大きい板にするか迷ったんだけど、風で飛ぶとご迷惑かかっちゃうからね。

何らかの台をつけなければなるまい。

こちらは、オシオッサさんの新作。

古い電気のメーター。

新しいのは、電気工事のお兄さんに、「リサイクルしますし、まず、回収したという証拠のため、一旦(会社に)戻さなくてはならないので、持ち帰らないというわけにはゆきません。」

などと、断られてしまったらしい。

30Aのブレーカーのスイッチ(左下)に余分な線を通したりして、造形は工夫されている。

しかも、貼り付けてある板は、この前のゴミの日に拾ってきたやつらしい。

まあいいかぁ。

アタシにはゴミにしか見えないが、このブレーカーのあどけない顔には、心が惹かれるわぁ。

今日は、ペイントをしつつ、乾燥時間に、ポストカードを屋外で配るための小さい什器を作ることにする。

材料を選ぶ。

それから、ハンズに、ラッカースプレーの追加分を買いに行く。ついでに、アクリル板の値段をチェック。

うっひょー。1枚2000円以上とか、4000円以上する。

高すぎて手が出ないよ。

額縁屋が廃業するときに、少し分けてもらった小さいアクリル板があった。それをつなげて使うことに決める。

低予算なので仕方ない。

アタシが、ポストカード用のポストを作る時に出した小さい端材で、オシオッサさんは、小さい作品を作ってゆく。

あれだよなあ、いらないけどなあ。

彼女は、この作品を何かの上に立たせたいという話をしだす。

「大きい材料は、まだ使うかもしれないから、使わないでよね」

などとアタシにクギを刺されたため、彼女は、アタシがゴミ箱に捨てたスプレー用のキャップを拾い出し、この木製の像を乗せる。

なんとなく、安定。笑。

芸術かと言われると、ビミョーにゴミかなあ。

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