「おじゃら画廊」のホームページ 第一章・画廊/カフェ スタートまでの記録

■■■ 044 ★ 画廊入り口の看板 ■■■

2007.6..11

画廊入り口の看板(というか、表札のようなもの)には、結局、

「考へる、種になることを」

と書く。

「ピカソも山頭火もアタシも裸足」

は長すぎて、板に書ききれないからである。

あ゛あ゛。なんか、捨てがたいけどなあ。

何処へ取り付けるのかという話になり、入り口には、(モルタルがボロボロで、その割りに看板が大きいということもあり)ムリという話に決まる。

今日は、入り口の看板のライトもつく。

コンセント、音姫、換気扇、ライトなどが次々とつけられ、工事はあと少しを残すだけで完成である。

キャスター付きの、店の前に出す看板はどうしようかなあ。ギャラリーらしく、イーゼルにするかなあ。

額縁屋のお父さんからもらったイーゼル二個を合体させて、カンバスなどを置くようにしようかなあ。

それとも、別に作るかなあ。

悩む所。

看板って大事だよね。

少なくとも、カフェの看板よりも大きくないとねえ。

しかも、前は私道なので、モノは置き放題。

車も通らず、一年中歩行者天国。

5丁目に取り付けた巨大看板のおかげで、通行する人が物すごい増えたと思う。

6/14

ガスの工事と、200Vの電気の工事が交代でやってきて、勝手に仕事を終わらせて帰る。

オシオッサさんは、工事の様子をじっと見ており、廃材が出てくるとすかさず、これをもらっていいかなどと作業員の方に話しかける。

そうして、特殊な電線やなにかのキャップとか、一時的に利用していたプラスチックの道具なんかをもらっては、「小野寺さん」に貼り付けてゆく。

良く解らないけど、まあいいかぁ。

進化した「小野寺さん」

うーむ。

芸術家と言われれば、「これは芸術ではない」

と内心思いながら、人の創作活動に口を挟むのはよそうと思うアタシ。

オシオッサさんの場合、「目に見えないものを作る」という基本的なコンセプトがあるけれども、諸事情(主に貧乏という理由)から廃材を利用した「エコアート」の作品が主になりつつあると思う。

ガス工事のお兄さんが、洗濯ホースのような品を捨てようとしていたので、それも頂いてきた。

バッチイけどなあ。

まあいいかぁ。

内心、彼女が、この廃材で何を作るのかというのは、楽しみではある。

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