「おじゃら画廊」のホームページ 第一章・画廊/カフェ スタートまでの記録
■■■ 021 ★ 大工さんとの打ち合わせ(二回目) ■■■
2007.4.4
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4月になり、大工さんと2回目の打ち合わせをする。
まだ、何をどうするのか、全く決まっていないので、少なくとも方向性は考えなければならない。 細かい話(コーヒーメーカーとか、テーブルやイス)の話は置いておいても、外壁、屋根の工事はしてもらわないとならない。 アタシは、出窓でのコーヒーを販売するという案を提案したが、店内で最も絵を飾る壁面に適した場所を厨房にしてしまい、間口が狭くなってしまうのは、もったいないという話になる。 テイクアウトは中でもできるという話にもなり、通行人は、ランチタイムでも5人ぐらいしかいないので、開いてみないと、どうなるかも未定。 そういう話なら、多くのカフェが、店内でテイクアウトもするような形にしようという話に決まる。 全てのカフェは、何故出窓でコーヒーの販売をしないんだろう。 疑問は疑問、実態は実態である。 まあ、窓際やウインドーから中を見れるような構造にすると、貴重な壁面を出窓なんかに使えないってことなのかなあ。 |
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キッチンは収納の手前ということになり、入り口からドーンと壁面が広がるデザインになった。
まあ、本音のところ画廊なのだから仕方がない。 それに、画廊として上下階とも貸せれば、カフェなど赤字でも構わないのである。笑。 大工さんとは、「単価が安い品物を扱っていても仕方が無い」という話で盛り上がり、アタシも、頑張って絵を売る筋で、もっと精進せねばと思うのだった。 絵を買ってくれるなら、コーヒーなんて、タダでもいいもんなあ。 入り口の所には、ドーンと絵が広がるという、恐ろしい画廊に。 まあ、いいかぁ。 コーヒーはどーせ儲からないしさ。 100号も2枚飾れます。という壁面。 オジャラよ。まず描けよ。たはは。そういえば、描きかけの100号というのがあったけどなあ。きっと、カビが生えてるだろうなあ。 おかしいなあ。ここではアタシの大作を描く予定だったんだけどなあ。 まあいい。 生きていくことも、お金も大切だもの。 それに、借り手がそんなに多いとも思えないしねえ。 この画廊のスゴイところは、常設展示が、アタシの絵ってところだよね。笑。 |
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構造的な問題もあり、階段側の出窓には筋交いを入れるということになり、もう一つの出窓は、少し大きめにして中がどーんと見えるようにしようということになる。
入り口は、透明ガラスに入れ替え、シャッターもつけることにする。 床は、木製の濃い色の品にして、その分、床が高くなるので、入り口にスロープをつけたりしなければならない。 ぼんやりしていたら買っていた和室用の天井板は、大幅な変更があって、壁面の一部に使うことに決まる。 |
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二階はといえば、全部ぶち壊して、素通しにする。 和室は3畳に縮小。 柱は取り去る。 襖でパーテーションをつけようという話はなくなり、全体的に1つの部屋が見渡せるように作ることに決まる。 畳部分は、30センチ程段差をつけ、階段・フロアは靴でも閲覧できるようにし、畳を利用するときは靴を脱ぐというスタイルに。 高くなった畳には、みんな腰をかけるだろうし、もっと人が来たら、中に入ってもらうことも出来る。 畳が必要かという話になる。 画廊巡りをしていて思うことは、皆さん、くつろげるスペースが不足しているなあということ。 沢山人がきちゃったときには、座る場所がなくて、お茶を出すこともできないんだよね。 冷蔵庫がないという理由で、画廊に冷蔵庫を持ち込んでいる人も見かけたことがある。笑。 10人ぐらいのグループ展では、留守番の人と、留守番じゃないけど、知り合いが来てくれるかもしれないという出展者で溢れている展覧会もある。 留守番多数で、来た人が座れないという事態にも。 まあ、そういう不満は、多少解消できると思う。 |
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畳のヘリに腰掛けたり、奥でくつろいだりできると、子供やなにかも来ることができる。 大して大きい部屋ではないので、間仕切りがないというのにも驚くが、(寝る時は、ビミョーだよなあ)それでも、東京で展覧会をやりたいという人は多いと思う。 2名程度が宿泊できればまあいいかぁ。 |
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