「おじゃら画廊」のホームページ 第一章・画廊/カフェ スタートまでの記録

■■■ 018 ★ 元純喫茶勤務、Aさんとの話の続き ■■■

2007.3.22

元、純喫茶チェーン店勤務のAさんとの話の続き。

オジャラ「水とかって、どう考えればいいんでしょうかね?」

A「こだわった方が、(コーヒーが美味しくなるのでコーヒーを高く売る説得力になるから)いいですよ。」

オジャラ「やっぱ、水でも、違いがありますか?」

A「ありますね。コーヒー好きな人は、みんな、こだわりがありますからね。旨ければ、人は来ますよ。」

オジャラ「浄水器なんかでも大丈夫なんですかね?」

A「本当は、ミネラルウォーターを買った方がいいですけどね、まあ、浄水器でも大丈夫ですよ。ちゃんと、そういうことが伝われば、お客様は理解しますから。

オジャラ「お客様は、本当にそういうことを気にする人が増えましたよね。」

喫茶店でお茶を飲みながら話していたのだが、こういう店は、コーヒーが不味いと決まっているので、全員がココアという選択。父はビール、母だけ不味いコーヒーをオーダー。

コーヒー好きは、喫茶店ではコーヒーは飲まないということになる。

A「喫茶店のコーヒーって、ここだけの話ですけど、本当に不味いですよね。私の時には、ネルドリップで、50人分ぐらいまとめて作るのが普通でした。だから、入れたてだけは旨いんですけどね、あとは、長時間経ったり、煮詰まったりして本当に味が悪くなっちゃうんですよね。

オジャラ「ああ、それで不味いんですね。オーナーさんが経費を節約しようとして、焼いた豆をまとめて買ったりしてて、豆が古くなっているところも沢山ありますよね。酸化してて、コーヒー不味いっすよね。」

A「ホントですよ。だから、ちゃんとしたコーヒーを出せば、味が解る人はきっと来ると思います」

オジャラ「私は、ネットで生豆を買って、自家焙煎しているんですけどね、自家焙煎で、ブルーマウンテンを5ツブ位入れるだけでも、本当に美味しくなるんですよね。」

A「同意」

A「展示は、絵だけなんですかね?陶芸作品を作るお友達とかいないんですか?」

オジャラ「ああ、そのことも考えているんですよ。実は、この話が決まる前に、陶芸釜を買おうと思って、お金を貯めていたんです。あともう少しだったんですけど、こちらにお金がかかることになってしまいましたからね、暫くはムリなんですけどね。自分で作った作品で、コーヒー飲んだりしてもらったり、そういう立体作品も、販売できたらいいなと思うんですよね。」

A「それがいいですよ。絵というのは、難しいですけど、カップやなにかでしたら、よければ、売れますからね。そういうのがあると、アーティストのお店という感じが出て、評判になると思いますよ」

オジャラ「そうですよね。まあ、人の作品でもいいんですけどね、やはり、私のお店なんで、自分の作品も置きたいです。」

A「コーヒーなんかを出したりするのはシンプルにしておいて、お店そのものに、個性があるのがいいと思います。」

オジャラ「ありがとうございます。イロイロと、迷っていたことの整理がついて、方向性が見えてきました。」

A「いえいえ、何もしていませんよ。」

オジャラ「いやあ、助かりました。素人なものですから、一人では、なかなか決めることが出来なくて。

でもね、もし、カフェなどをやってくださる方を探すにしても、ある程度、そこで収益が上げられないと、続かないと思うんですよね。タダ働きって話じゃさ、生きてても仕方ないでしょう。

出窓の場所は、画廊としては惜しい場所ですけど、カフェ側から考えれば、席数の制限とは関係のないところで収益を増やせますからね。価格設定次第では、売っただけ儲かると思うんですよ。」

A「黒酢ショップとかなんかはどうですかね?まあ、いつまで持つか解りませんけどね。今は話題になっていますから。」

オジャラ「嫌まあ、ああいう商売というのは、一日に何万人も通行人がある場所で、やっと何人かが利用するってお店だと思うんですよね。今のお店の場所は、誰も通りませんからね。形態として無理だと思います。フルーツジュース屋さんなんかはどうですか?」

A「フルーツは、腐っちゃいますからね、コーヒーに比べて、本当に扱いが難しいし、(廃棄による)コストもかかります。」

オジャラ「なるほどぉ。コーヒーの生豆は、保存できますしね、コンビニやスーパーも近いですからね。」

A「気にするのはせいぜい、ミルクぐらいですからね。」

お店をやろうなどという気持ちがある人は、やはり、考えも随分と違うなと思う。

今は、時間もあるので、時々見に来てくださるというし、ツイているなと思う。

Aさん、これからも、よろしくお願いします。

なんか、この絵、ヤギ姉さまに似ているよな。汗。(偶然っす。)

取引も完了したので、大工さんに電話。

3月中は忙しいという話。

イロイロな話はゆっくり打ち合わせをしてからにしようということになる。

大工さん「オープンはいつなんですかね?」

オジャラ「7月に個展の予定があるんで、その頃までに出来上がればいいかなと思ってるんですよね。アタシにとっても、急な話で、まだピンときてませんし。」

大工さん「それはそれは、笑。」

急がなければならない理由は一つもない。

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