「おじゃら画廊」のホームページ 第一章・画廊スタートまでの記録

■■■ 009 ★ 契約 ■■■

2007.2.28
いよいよ契約の日になる。

不動産の取引というのは、時間がかかる。

何故ならば、事情というものがあるからである。

しかも、あらゆる行事(契約とか引渡し)は大安に行われる。

例えば、今回買ったこの物件には、抵当権などがイッパイついている。

そんでもって、売り手が決まって、金が入って来る予定が出来て、初めて金を返し、抵当権を抹消することができる。

引渡しは抵当権の抹消の、その後ということになるので、それらの手続きに時間がかかるのである。

売主さんは、昭和二年生まれ。

計算すると、年齢は82歳程度。

この方が、1人で契約書を作り、重要事項説明書を作り、不動産を売るワケだから驚いてしまう。

手付金も何度も数え直さなければならず、買い主(母)がヨイ人でヨカッタよなあと思わないワケにはゆかない。

彼は、まだいくつか処分しなければならない物件があり、どれも格安である。

北千住で土地をお探しの方、是非、聞いてみてください。笑。

アタシも金があったら買っておきたいぜ。

朝11時にという約束であったが、風邪でずっと寝込んでいたらしく、契約書の一部はまだ出来てもいなかった。

そんでもって、(持ち歩くのは嫌だったので)お金だけ支払い、領収証をもらう。

それだけでも12時半までかかってしまう。

お金は、ちゃんとあるのに、何度も数えなければならなかった。

その後、昼ごはんに出かけ、1時30頃に戻る。その後、重要事項の説明・契約書の読み合わせなどを行い、契約の儀式が終了したのは3時15分であった。

ハンコも不動産屋さんが押したのだが、アタシが押せばヨカッタと思わないワケにはゆかなかった。

実際の引渡しのときに、残額を支払うのだが、どうするんだろうねぇ。

銀行振り込みにしたいけどなあ。

そういえば、アタシが不動産業に従事していたとき、売買を現金でというお客さんがいて大変だった。

現金で大金を持ち歩いたりしたくないもんねえ。

郵便局には、当然に、お金を引き出しますという予約もした。

いきなりお金を引き出しちゃうと、先方も困ってしまうからである。

そのあと、カギを借りて、もう一度店内を見学。

この前来たときよりも、カビ臭くなっており、早めに修理をしないとならないという状態。

とりあえず、掃除をしにいこう。

掃除が最もキライなんだけどね。

この先、アタシは、3軒も切り盛りできるんだろうか?

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