◆◆◆ テロ事件について、緊急速報(8/15改定、訂正個所は直し、新たな情報を追加しています。) ◆◆◆

2002年10月12日 深夜11時頃、クタのレギャン通りにあるディスコ『サリクラブ』他二箇所にてテロと思われる

爆発事件が発生しました。

15日の朝6時現在で確認されている死者は182人(NHK)です。

日本人で重症の火傷等を負った方は7名となり、2名は、治療のため、シンガポールに移送されました。

また、日本人観光客の中には、事件当日から、宿に帰っていないなどの人が数名おり、バリの日本領事館では、
ホテルに職員を派遣したり、旅行会社と連携して、捜査を続けているようです。当日バリ島のクタに宿泊していたお友達で、まだメールなどで連絡が取れない方がいたら、どなたか代表でバリ島の領事館に問い合わせてみてください。パスポートなどに連絡先を書いていない人も多いみたいだし、フリーで旅行している人は、チケットしか買わないので、家族などの連絡先をバリ島から突き止めるのが大変なんです。

今回、事件が起こったのはクタの繁華街、深夜の白人さんが中心のディスコです。
日本人は、あまり入れてもらえないディスコだという噂も聞きました。

***************画像についてのお断り***************

テレビから撮影した写真ですが、バリ島には、テレビなどを持っていない長期滞在者も多く、私のサイトにはちょくちょく来ているようなので、いつでも引き出せるように、アップすることにします。

また、記事の内容は、英語やインドネシア語のニュースを、アタシが日本語に訳しているだけなので、

細かい部分が間違っているかもしれません。その場合、ご容赦ください。

正確な情報が入り次第、訂正します。とりあえず、急いでアップします。

極力どのテレビ番組から撮影した画像か解るように加工していますが、著作権等問題あると思われるものがあれば、お知らせください。削除します。

◆ 爆発、炎上している建物の様子 

もう、メラメラという感じです。

◆ 路駐していた車が炎上した後

BBSテレビによると、最初店内で小さい爆発があり、その後、路上に止めてあった車が爆発、次々に炎上したのだそうです。

この他にも、アメリカ大使館の100メートル手前辺りで爆発があったようですが、こちらの爆発では、怪我人等はなかった模様です。

◆ けが人や、遺体を捜すレスキューの方

爆発した建物の中から、遺体を捜している様子。

オーストラリアから20人応援隊が駆けつけました。

◆建物は、壁を残し全焼。

14日は、メガワティ大統領が緊急視察。

議員を集め、今後テロ対策に力を入れること、外国からの支援を積極的に受け入れる事などを公表しました。(今まで、内政干渉という理由で、外国からの、緊急支援等を拒んでいたらしいです。)

14日より、ルピアは下げ、インドネシアにある外資系の株式会社も、株価を下落させました。

◆ 救助活動は、白人さんとインドネシアの軍隊が中心となり、行われているようです。

テレビ映像を見る限り、いくつかの建物が燃えたようです。

新たなる情報では、クタでの爆発は2箇所で起こり、アメリカ大使館前の合計三箇所。スラウェシでも13日爆発があり、同時多発テロだったとの噂も聞いています。

◆ビール置き場の焼け跡

赤いのは、ビールケースです。爆発の凄まじさが解ります

◆帰国した日本人観光客は、ドーンという爆発音で、地震のように大きく揺れたと話していました。

◆焼け跡から拾い出された遺体です。黒コゲになり、どなたなのかの識別、国籍などの判別も不可能だそうです。

◆調査団は、DNAなどの、遺伝子レベルで捜査をするしかないと話していました。

◆けが人で動かせる方は、次々とオーストラリアへ搬出されています。バリ島には、十分な医療設備がありませんので、先進国であれば治る怪我でも、ここで怪我すると、死に至ってしまう場合もあるのです。

けが人を搬送するための飛行機の臨時便も何便か到着しています。

◆クタ辺りの観光客は、旅行を中断し、続々と帰国しているとのことです。

◆アメリカ政府は、バリ島在住の全アメリカ人に対して、至急帰国するように勧告を出したとのことです。

◆オーストラリア、ヨーロッパ各地に帰国する人が空港に殺到。航空会社は臨時便を何便も出しているとのことです。

◆日本人で、帰国した方の話によると、昨日まで賑わっていたクタの街は、爆発音とともに、死んだようになってしまい、次の日からは、ビーチも、人が誰も泳いでいないという状態だったらしいです。

◆とりあえず、まだ、爆発物などが、残っている可能性もあり、繁華街や、人の多く集まる場所には行かないようにと、警察の人が、知らせに来てくれた日本人の滞在者もいたようです。

長期滞在者の方、どうぞお気をつけて。

◆病院の様子

簡易ベットは、病院の外の通路にまで並べられて、動けない人が、延々と寝かされていました。

テロによる事件に巻き込まれた場合、怪我をされた方々に何の保証もないので、この先どうなるんだろうかと、アナウンサーの方が記事を読んでいました。

パリにはちゃんとした病院がないので、怪我された方は、麻酔なども十分に無く、痛い思いをしていることと思います。

テレビでは、ドクターが足りないので、バリに集まってくれと、医療関係の方が、インドネシアのジャカルタのドクターなどに呼びかけていました。

病院に収容されている方は、圧倒的に白人さんでした。

インドネシア人で病院にいる人は、全身火傷などの、重症の方ばかりです。

UBUDの様子。

旅行のスケジュールをクタから、UBUD観光に変更したと思われるツアーバスが、

猿森前に並んでいました。日本人は多かったです。

白人さんは、クタの安宿を引き上げて、安価なUBUDに移ってきたという人が多い感じがします。

どうぞ、バリにいらっしゃる方、お気をつけて。

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