◆◆◆ バリ島で『リコンファーム』の恐怖 ◆◆◆

経験者ならわかると思いますけどね、さすがバリ島。
恐るべし、リコンファームの実態。

ガルーダよ。もう少しお客様を大切にしたらどうだい?

◆◆◆ リコンファームって何? ◆◆◆

おおっ。ここを読んでいる人は、バリ島ばかりでなく、海外旅行も初心者なんっすかね?
まあいいっす。リコンファームは、一度理解してしまえば、一生使えるスキルなので、ここで、バッチシお勉強しておきましょうね。

リコンファームというのは、飛行機の予約確認のことです。

海外の旅行には、変更はつきものっす。ですから、飛行機会社は、お客さんが、予定の便にちゃんと乗るのかどうかの確認を取りたいんです。

それで、「搭乗の72時間前までに、『予定通り飛行機に乗りますよー』という、確認の電話を、客の方から入れなければならない」という、不便なルールを作り出して、自分たちが楽をしようとしているのです。

モチロン、航空会社によっては、不要なエアラインもあります。シンガポール航空は、リコンファームは要らないらしいです。他にもあるかもしれません。

とりあえず、リコンファームというのは、飛行機に乗る人が、72時間前までに、航空会社に、電話を入れて、『自分が乗りますよ』という意思表示を伝えることなのです。

◆◆◆ 自分でやることなの? ◆◆◆

当然です。しかしながら、海外で、自力でリコンファームをするには、多少の英語力が必要となります。当たり前ですよね。

その程度の英語位、話せるんですよね?

だって、あれっすよね、海外に、個人で旅行するわけですからね。当然、それ位話せますよね。

お願いしますよお客さん。

え?自信無い?

うーむ。ヤバイんじゃないっすか?

◆◆◆ リコンファームしないと、どうなるんですか? ◆◆◆

当たり前ですけど、予定していた飛行機に、乗れないんです。
アタシもリコンファームをしなかったので、飛行機に乗れなかったことありました。たはっ。

アタシの場合、スペインからイタリアまでの飛行機のチケットが取れてなかったんで、イタリアから日本までのリコンファームが出来なかったんです。

そうしたら、他の人を優先されてしまい、飛行機に乗れなかったっす。ぐすん。

そうするとどうなるかというと、キャンセル待ちで、空席のある次の便を待つことになりますね。

2日もローマで足止め食っちゃいました。お陰さまで、コロッセウムも、神殿も観光に行くことが出来ました。たはっ。文無しだったのに・・・・。

あんときは、まだ学生だったからヨカッタっすけどね。
お仕事待っているサラリーマンの方っ。リコンファームしたほうがいいっすよ。

特に、ハイシーズンに来る場合には、次のキャンセルが出るのが一週間後なんてこともありますからね。会社に戻ったら、机もなくなってたなんてこともあるかもしれません。不景気だからなあ。

ですからね、リコンファーム、確実に出来るようになりましょう。

◆◆◆ どうやるんですか? ◆◆◆

まず、アナタの利用する航空会社が、リコンファームが必要なのかをチェックします。

ガイドブックとかにも書いてありますけどね、日本で航空券を買った代理店などに確認するのが一番ですね。

リコンファームが必要な場合には、代理店の方が、『必ずリコンファームをしてください。』などと念を押してきますから。その辺を注意しておきます。

チケットを受け取る時に、『この航空券は、リコンファームは必要ですか?』と、アナタからも念を押しましょう。

◆◆◆ パックツアーの場合 ◆◆◆

現地のガイドさんが、『リコンファームをやっておくので、チケットを預からせてくれ』などと言い出すかもしれません。自分でやる自信がない方は、ガイドさんの指示に従いましょう。

理由っすか?

バリ島は、ほかの国と違い、リコンファームが大変だからです。

特にガルーダインドネシア。はぁ。航空会社もやっぱ、インドネシアだった。

◆◆◆ 個人旅行の場合 ◆◆◆

自分でリコンファームする自信が無い場合、フロントの兄ちゃんに聞いてみましょう。
航空券をフロントに持参して、『I'd like to リコンファーム』と申し出ます。
そうすると、まあ、やってくれると思いますけどね。
ウチは、前泊まっていた宿は、各部屋に電話が無かったですからね、宿の兄ちゃんがやってくれましたけどね。
ああ、そういうね、個人的な仕事を頼むときには、ちょっとチップ払おうね。何十回も電話しなきゃなんない可能性もありますからね。大変なんっす。

ロスメンの場合どうするのか?

ま、一応聞いてみてですねー、オーナーさんが『チンプンカンプン???』だったら、自力でやるしかないっすね。だって、あれっすよね。宿代安いんでしょ?
安いというのには、『あらゆるサービスが含まれない』というのがコミなんですよ。
ですからね、自力でやるしかないじゃないっすか。

どこで電話掛けるのか?ですか?

そりゃあ、ワルテルですね。もしくは、宿の電話を借りましょう。
ロスメンで、宿の電話を借りた時には、電話代と言って、ちょっと払いましょう。(1000ルピア位)

◆◆◆ どうして、ガルーダのリコンファームは大変なんですか? ◆◆◆

電話がつながらないからです。
リコンファーム一件するのに、何十回も電話掛けなければならないんです。
しかも、営業時間内に掛けなければなりません。(推定9時から16時くらいまで)
通常の航空会社なら、24時間リコンファームできるのって、フツーなんですけどねぇ。
ガルーダの場合、リコンファームできる時間帯も限られているんです。

観光などで、一番忙しい時間帯なので、リコンファームって、忘れそうになるんですよねー。
しかもっ、指定の電話番号に掛けると、『英語のテープ』が流れてくるんです。はい。ホントっす。
ですから、アナタは、その言葉を理解できなければなりません。

英語といってもね、あーた、インドネシア語訛りなんっす。何を言ってるかサッパリっす。

ったく。何なんだって思います。

◆◆◆ とりあえず電話を掛けてみましょう ◆◆◆

まず、チケットと宿の電話番号を用意します。

バリ島から掛ける場合、デンパサールオフィスは、今のところ、270535です。局番は不要です。

そして、アナウンスに従い、1を押すと、そのうちに、リコンファームの担当の人が出てきます。『I’d like to リコンファーム』と言いましょう。

名前を聞かれますので、名前を言います。チケットのフライト日を確認してきますんで、伝えます。

チケットの右下辺りにある番号を聞いてくるかもしれません。

アナタは、『予約確認番号』を聞きましょう。『I'd like to know リコンファーム ナンバー』などと言えば、なんか番号を言ってきますので、メモ用紙に控えます。

先方が、宿の名前などを聞いてきます。理由は、『飛行機が大幅に遅れるような事がある場合、事前に、宿まで電話をくれる』ことがあるからです。ホントっす。

ウチにもガルーダが5時間遅れるときに、電話が来た事ありました。ですから、宿の名前や部屋番号も伝えましょう。

以上でリコンファームは終了です。

◆◆◆ うまく出来なかったんですけど。 ◆◆◆

そうっすね。そういう方はね、タクシー代かかりますけどね、ガルーダのオフィスまで行っちゃいましょう。(ウチも、この方法っす。早いし確実だからっす。)

空港のドメスティック(国内線)とインターナショナル(国際線)の間に、ガルーダのオフィスがありますから、直接行くのが一番いいっすね。面倒だと思っても、飛行機に乗れないよりはいいでしょう。

まあ、ヌサドゥアとか、サヌール辺りに一日観光に出かけで、ついでにタクシーの運ちゃんに、空港に寄ってもらいます。『ガルーダオフィス?』と叫びながら、オフィスにたどり着けば、確実にリコンファームができますから。

こういうときにはね、長期滞在のお友達とか、リコンファームが必要な人とか、そういう人にも声をかけて、タクシーをシェアして行くのもいいかもしれないですね。

当たり前ですが、営業時間内に行ってくださいね。この前空港のオフィスに行ったら早朝6時から21時くらいまでやってましたけどね、できれば8時から16時位までの間に行ったほうが確実だと思いますよ。

金曜だと、午後から休みってこともありますからね。午前中にした方がいいかもしれません。
土日は休み、祭日も休みっす。バリには祭日が多いんで気をつけてくださいね。

サヌールの、グランドバリビーチホテルの中にも、ガルーダのオフィスあるみたいです。聞いてみてください。あ、チケット、無くさないで下さいね。
チケットを差し出し『リコンファーム プリーズ』といえは、3分位で済みますから。はい。
カンタンな事なんです。

でもねー、これが出来ない日本人が多いのよ。あ゛ーっ、情けないっす。

ま、いいんですけどね。

◆◆◆ 他の航空会社のことは解らない ◆◆◆

アタシはね、旅行代理店じゃないからね、アタシに聞かないでね。
自分の旅のことは自分で責任もって調べましょう。

航空会社の電話番号は、飛行機の中にある情報誌に必ず書いてあります。

自分の訪問する国の、航空会社の電話番号は、機内で必ずメモします。

ガイドブックにも書いてある場合が多いですが、使えなくなってから3年以上経っている電話番号が堂々と載っている場合も多々ありますんで、ガイドブックを信用しないでください。

ちゃんとしたホテルであれば、航空会社の電話番号位、フロントの人が知ってますから、聞いてみましょう。

確実なのは、到着したときに、空港内のオフィスでリコンファームを済ませてしまうことですが、到着が深夜だったりすると、航空会社ではリコンファーム出来ない場合がありますから、その辺、要注意です。

通常、デパートなどがある大きな町には、航空会社のオフィスもありますので、そこでも、リコンファームは可能です。電話の語学力に自信がない方は、面倒くさがらずに、直接オフィスを訪ねるのが確実です。

アタシ、今更、何でこんなこと書いてるんだろう・・・・(謎爆) それじゃ、良い旅を。

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