◆◆◆ レンタルバイクって、どうなのかなー ◆◆◆

歩くの嫌だし、チャリも疲れるからイヤ。でもタクシーは高そうで心配。バイクのこと知りたいなぁ。
と言う人は、要チェック。でも、日本で海外旅行傷害保険には入っておこうね。

◆◆◆ どこで頼めるの? ◆◆◆

宿の兄ちゃんに頼みましょう。

道端に、看板出ている店も多いです。あとは、地元の友達に借りるかですね。

自分で探した方が安いとは限らないのが、バリの奥の深いところ。とりあえず、いくらで借りれるかきいてみたらどうですか?

◆◆◆ いくらくらいなの? ◆◆◆

教えてあげません。
でも、地元人価格と、外人価格というのがあるというのは教えてあげます。
ガイドブックの情報は古いので、それよりは、値上がりしているはずです。
バリ人が、バイクを買うというのは、日本人が日本で車を買うのと、同じくらいの価値です。
ですから、バイク持ってない人のが多いです。
みんな、借金して買ってます。
自分のバイクを貸して、日銭を稼ぎたいのが、貧乏人の人情です。

バイクを借りたいと申し出れば、自分のバイクを貸すよなどと言って来る人もいる可能性大です。
その辺り、うまく交渉する事ですね。

当然に、インドネシア語で交渉すると、安くなるはずです。
あと、長期に借りれば、長期割引があるのは、宿と同じです。

前払いしろとか言って来ると思いますけどね、半額位にしといた方がいいですよ。あとで、バイクに難があって、取り替えたい時とか、お金使われちゃって、返ってこない可能性もありますからね。

◆◆◆ どうやって乗るの? ◆◆◆

スーパーカブって知ってます?
日本の、お蕎麦屋さんとか、おすし屋さんが、出前に使っている、あのバイクっす。
あと、新聞配達の兄ちゃんも使ってるっす。

ギア付き・クラッチ無しのバイクです。
近所に知り合いがいたら、借りて、日本で練習するのがいいと思います。
田舎だったら、ヒマな時間に、店のオヤジでも、アンちゃんでも、乗り方教えてくれると思います。
インドネシア語で、ごちゃごちゃ教わっても、よく解らないと思います。使い方よく解らないで乗ると、かなり危ないっす。

ちなみに、オジャラは、バイクの中型免許持ってます。
オジャラも、教習所に通っていた時に、オジサンが持ってる、すし屋のスーパーカブで、練習させてもらいました。
最低でも、3回位、練習させてもらいましょう。
お礼ですか?バリで、塩1KGくらい買って、持って行きましょう。(安)

■■■ 乗り方 ■■■

右のハンドルに前ブレーキと、アクセルがあります。
左足がギアになっていて、右足がブレーキになっています。

キーをオンにして、ニュートラルにギアが入っていることを確認します。
右足でブレーキを踏みながら、スタータボタンを押します。
エンジンがかかったら、右手ブレーキをしっかりと握り、右足を地面について、左足で、ギアをローにします。

左足を地面について、右足はブレーキの上に置きます。
そして、アクセルをゆっくりと手前に回すと、そろそろと走りはじめます。
どうですか?なんか、難しそうでしょ。心配になってきたでしょ。読むだけじゃ、乗れない気がするでしょ。このあと、スピードが乗ってきたら、ギアをどんどんあげてゆくんですけどね。
やっぱ、日本で練習した方がいいんじゃないですか?
2‐3日の旅行で、タクシー代ケチって、バイクでコケて、骨折ったりしたらね、後悔しますって。
タクシーにしといた方がいいんじゃないですか?
もしくは、自転車かなんかにしといた方がいいんじゃないですか?
オジャラは、あんましオススメしないっす。

◆◆◆ 小型免許取ってみたら? ◆◆◆

もう、既に自動車の免許持ってる人は、学科試験が免除なので、バイクの免許取るの、比較的簡単です。教習所で小型バイクの免許取るというのも手です。
金かかりますけどね、バイクの怖さとか、体験できるし、スカートで乗ったり、半そでやサンダルで乗ったりゼッタイしなくなります。

バリでバイクに乗ってる女の子で、サロン巻いて乗ったりしてますけどね。
やめた方がいいっす。怪我して帰国したコ知ってます。
病院行ったら、骨折してるとか言われて、ギブスでカチカチにされて、旅行を中断し、慌てて日本に帰ったら、タダの捻挫だった人知ってます。飛行機の中で、足が膨れて、パンパンになったらしいっす。申し訳ないけど笑っちゃいました。大した事無かったから笑っちゃったんですけど。おほほほほ。
信じられないけど、軽装で乗ってるコは結構多いのよね。足出して乗ったりね。
やっぱ、乗ることができても、危ないと思うよ。それに、人間、調子に乗ってくると、どうしても、事故に遭いやすいんだよね。初めは、キンチョーしているから、かなり安全運転だけどね、慣れてきた頃が一番危ないのよね。そんで、怪我して、また慎重になる。その繰り返し。愚かだわーっ。

UBUDは、道が大分よくなったけど、所々壊れつつあるし、安い宿は、道が悪い場所にあったりする。バイクのレンタル費用分を、宿代節約して捻出しようと思っている人は、当然そういう場所の宿を借りることになるわけで、すべってコケル可能性はいつもある。
そういう、基本的なことは、誰も教えてくれないからね。やっぱ、知り合いの蕎麦屋がいない人は、金払って習うといいと思うよ。

自信持って乗れるし、バイクに乗ることを甘く考えたりしなくなるもの。
地方の教習所だったら、スーパーカブ講習、頼めばやってくれるかもしれないし。
とりあえずは、相談してみたらどうかしらね?乗りたいのは、スーパーカブなわけだからさ、教習所で練習したいと申し出れば、対応してくれる可能性あるよ。
理由っすか?教習所って、なんか、家族経営的なところあるじゃない。習いたいなら、なんとかしてあげたいみたいな・・・・。間違っても夏休みとかの、混んでる時に行かないことね。ヒマな時期ならば、可能性あるかも?

バイクに乗れるようになると、行動範囲がぐっと広がって、美味しいと評判の屋台料理も食べ放題。バリの旅が一段と安く、楽しくなることは間違いないっす。
日ごろから、近くの蕎麦屋のオヤジには、ゴマすっときましょう。

◆◆◆ そんじゃ、どんな服装がいいの? ◆◆◆

もちろん、ヘルメット、長袖、長ズボン。そして、スニーカーですね。(←練習のときもっす。)
この場合、ウォーキングサンダルも止めた方がいいです。
オジャラは、ズック靴を素足に履いてます。埃っぽいので、サングラスもお忘れなく。
夜も乗るのであれば、かけても視界が暗くならないサングラスが良いと思います。

どうして、長袖・長ズボンか?ですか?
もちろん、転んだ時のダメージが最小で済むからです。
ズボンが破けるくらいの転倒だと、もし、足出してたら、ズボンがない分、アナタの太もも肉が大幅にすりむけます。

別に痛いのは、アナタの足だから、オジャラは構わないっす。
でも、足をそんなにすりむく程の転倒ってことは、腕もすりむけます。間違いないっす。
オジャラは、いつも、長袖・長ズボンなので、転倒したときも、アザになるくらいで済んでました。
ズボンが破けた事は一回ありました。ズボンはいてなかったら、血だらけっす。

2‐3日の旅行だったのに、手も足も、血だらけの思い出などというのは、辛すぎますよね。
短い期間だからこそ、ちゃんとした服装で乗るのをオススメします。
オジャラも、バリでバイクを買ったばかりの頃は、サンダルで乗ってましたけど、
サンダル壊れちゃって転んだこともあったし、ジャリ道で転倒2回程してしまいました。痛かったっす。
バイクを切り回す時、思いのほか、地面が滑るんですよね。
サンダルのかかとが、ギアと足乗せの棒の間に挟まって、抜けなくなった事もありました。あのときは危なかったなぁ。
それ以来、サンダルではゼッタイ乗りません。いいこと無かったっす。

スカートが何故ダメかというと、やはり、気になるんですよね。バイクにまたがると、太ももまで剥き出しになっちゃいます。そうすると、走行中に、気になりますよね。パンツが見えてないかとか・・・。余計な事考えると、危ないんです。運転下手なのに、足閉じながら運転したりしていると、急に止まるとき、足が届かないなどの、思いもよらぬ事故が起きたりする可能性があります。自動車が急ブレーキかけたとか、自転車がヨロヨロと、こちらに出てきたときなど、とっさの判断を迫られた時に、対応が遅れることもあります。

そんなもんでね、バイク乗る予定の人は、ちゃんとした服を持っていったほうがいいと思います。
こちらでバイク借りている長期滞在の人は、ヤッケのような、ビニール素材の長袖のジャケット着てることが多いです。理由は、ちょっと位の雨でも走れるからだと思います。
あと、夜など、バリダンスを鑑賞したあとなどは、バイクで走ると、スゴク寒いんです。
その辺の所、考えると、どうしても、ビニール素材のジャケットになってしまうんだと思います。
あ、手袋(軍手?)もしてるひと多いです。手の甲だけ日に焼けちゃうからだと思います。

アタシは、フード付きの綿のジャケットを愛用しています。
雨の日は、バイクに乗らないし、綿のシャツだと、暑い時にも、汗をスッと吸い取ってくれるからです。

フードを被って、ヘルメットを被ります。クビの後ろを直射日光にさらさない為です。道路工事の小僧共は、アタシがイスラム教なんじゃないかと、よく勘違いします。
『日本人にも、イスラム教徒がいるのか?』などと、質問されたこともあります。いるとは思いますけど、アタシは、違います。

◆◆◆ 免許とかってさ ◆◆◆

観光客用の免許は、デンパサールで、買えるらしいです。アタシは、日本で、国際免許証を取得し、それを所持することにしています。(デンパサールの免許代の方が、国際免許証より安い可能性はありますが、詳しい事は知りません)
どうして必要か?ですか?
警察の人が、日銭稼ぎに、免許証のチェックしてることがあるんです。
このときには、ヘルメットかぶってないと罰金です。

オジャラは、国際免許証で押し切ってますけど、ダメダと言われたら、ワイロを支払って開放してもらいましょう。(警察の人も、お祭りとかで金が入用なときに、急に免許チェックしたりするので、金さえ払えばオッケーな事は多いはずっす。詳しくは解らないっす。)
免許は必ず携帯し、ヘルメットも着用していれば、ワイロを払う必要はありませんので、ワイロ払うの死ぬほどイヤな人は、どっちも忘れずにね。

◆◆◆ ヘルメットってどうするの? ◆◆◆

モチロン、レンタルバイク屋で貸してくれます。臭いやつ。
オジャラは、日本で購入し、バリまで持ってきました。
スクーター用の、ちゃんとしたヘルメットです。もし、長期にバリに滞在する人で、バイクを借りるのであれば、お持ちになったらどうですか?
ヘルメットは、常宿の兄ちゃんに預かってもらってもいいし、あげてきても喜ばれます。

第一、臭くないので、自分が快適です。オジャラは、ヘルメットも時々洗ったりします。
シールド付きのもいいかもしれません。道走ってると、ホコリや虫が目に飛び込んできて痛いっす。

◆◆◆ どうやって選ぶの? ◆◆◆

まず、スターターボタンを押したら一回で、エンジンがかかるのを選びましょう。

そんなコンディションのいいバイク、あんまり無いです。はは。ベンケル(バイクの修理屋さん)では、8000ルピア程度で、バッテリーの充電してくれますんで、もし、どうしても、エンジンボタンでエンジンが掛からないバイクを借りなければならないときには、自分でお金払って、充電しちゃいましょう。
ウチは、前、バイク借りてたときには、オイル交換もしちゃいました。ほんとっす。
日本に比べると、メンテの費用はメチャメチャ安いので、乗り心地よくなった方がいいのです。

次の必須条件は、ブレーキがかかるヤツです。

当たり前ですけど、ブレーキかかりにくいバイクも多いんです。
ブレーキも、ベンケル持っていけば、調整してくれると思います。
でも、時間かかると思うからね、所有者の人に、金を払うから、調整して欲しいと頼んじゃいましょう。そんで、次の日から、良いコンデションのバイクに乗りましょうよ。はは。

コンディション悪いと、危ないんです。オジャラも、一番ひどい立ちゴケしたときには、ブレーキが甘いバイクでした。その後、ずーっと打ち身が痛いこと考えたら、整備費用なんて、安いもんです。

コンディションの悪いバイクは、レンタルしない。コンデションの悪いバイクは、多少支払っても、整備してから乗るというのは、長期滞在者向けのテクだと思います。2ヶ月借りる予定なら、日割りにすれば、安いもんですからね。最初のウチに整備しちゃうのがコツですね。

◆◆◆ もし、転倒して、バイク壊しちゃったらどうなるの? ◆◆◆

いくらで借りているかも問題になりますよね。外人価格で借りている場合には、最初に、説明を受けると思います。アタシは、40ドルも支払った事がありました。高すぎるっす。でも、レンタルするときに、そういう約束だったので止む無く支払いました。
でも、こっちのバイクの修理費は、実はとても安いんです。
ですから、被害の状況にもよりますが、20万ルピア位払っておけば、奴等もハッピーだと思いますけどね。もしくは、借りるときに、壊したら、修理代はこっちで払うという約束にしておいて、修理費を、あとで請求してもらうという手がありますね。一番安く済むかもしれません。

当たり前ですけどね、こちらの人は、一所懸命、バイクのローン払ってるんです。大事に使ってあげましょうね。交換して直る故障ならいいけど、ちょっと壊れた程度だと、「治さなくてもいい」なんて、弱気なバリ人もいるんです。でも、そういうときでも、払ってあげようね。

アナタだって、大切な新車、有料で友達に貸したら、傷つけられたとしたら、多少弁償して欲しいと思うでしょ。同じっす。
ケガしないように、安全運転でお願いしますね。こっちの運転は、荒っぽいです。
のろのろ走っていると、せっかちなバリ人は、ヒマなくせに、すぐに追い越そうとしてきます。そういうときは、ムリせず、先に行ってもらいましょう。
バイク初心者は、謙虚に、安全運転をオススメします。

◆◆◆ スクーターがいいなぁ ◆◆◆

バリでも、韓国製や中国製の、スクーター増えてきました。バリ人が、借金してスクーターを買っているのは他のバイクと同じですから、スクーター持ってる人も、ゼッタイ貸したがっています。だから、借りることもできるはずです。

ホンダのスーパーカブよりも、多少高いレンタル費用になるかもしれませんけど、スクーターに乗りなれている人なら、こっちの方がいいかもしれません。
最近、道も整備されてきたんで、宿が、いい道にある場合なんかは、スクーターもかなり使えます。
凸凹道を20分も走らなければならないような場所にある宿に住んでいる方には、スクーターはオススメしません。タイヤが小さいので、危ないです。

乗り慣れたスクーターの方が、ギアがあるホンダスーパーカブよりも、安全に乗れるという人も多いと思います。それであれば、多少高くてもいいじゃないですか。
宿の兄ちゃんに、スクーターをレンタルしたいと相談すれば、ゼッタイ探してきます。

自分のバイクを、しつこく進める人もいるかもしれませんけど、『運転が下手で、いつも壊してしまうので、乗りたくない』と脅せば、奴等も、自分のバイクを壊されたくないので、おとなしくスクーターを持っている人を探してくれる事でしょう。

スクーター貸してくれる人は、まだ少ないので、探すの大変かもしれません。こんなときには、頑張ってくれた宿の兄ちゃんにも、ちょっとチップあげようね。(5000ルピア位)

◆◆◆ ガソリンってどうやって入れるの? ◆◆◆

よく、道端に、ガラスの容器に入ったボトルが並んでいて、プレミアムとか、ベンジンとか書いてありますよね。そこには、ガソリンが売ってます。
天日にさらされて、危なそうです。

そういうところで、ガソリンは買えます。買い物のコツは、最初に値段を確認することです。観光客だと、不当に高い場合もあります。
今は、カラのタンクをフルにすると、4000ルピアから、5000ルピア位だと思います。(ウチは、この前5000だった。)
ですから、それ以上払ったり、高い値段だったら、もっと安いところを探した方がいいと思います。
3リットルで、5000ルピア位で売ってくれたら、ま、折り合っておくことにしましょう。

バイクにガソリンどうやって入れるのか知らない人もいますよね。シート部分の左側後ろの方に、鍵穴がついています。そこに、鍵を差し込んで、座席の後ろを上から押しながら、キーを回すと、シートが上方向に空きますので、あとは、ガソリンタンクのフタ(前の方にある)を自分であけて、オババがガソリンを入れてくれるのを待ちます。
オババは、バイクのシートや、タンクのフタを開けたりしてくれません。オロオロしてくれると、手伝ってくれる可能性はありますけど、値段が高くなる可能性も大です。

(2001年8月現在)ガソリンスタンド価格は、1リットル=1450ルピア程度らしいですけど、ビンに入れて販売しているところは、ガソリンスタンドからガソリンを買っているので、それよりは、当然に高いです。値段は結構変動しています。
買い方のコツは、『2000ルピア』とか、『3000ルピア』とかの、細かい札を用意しておいて、それをオババに差し出すことですね。その分入れてくれることでしょう。奴等も、細かいつり銭用意できないんで、『2リットル』買いたいとかいっても、100ルピア単位の細かいつり銭もらえない可能性大です。
外国人で、インドネシア語話せない人は、多少高いのは仕方ないです。どうしても、現地人と同じ価格で買いたい人は、インドネシア語の勉強もしましょうね。

◆◆◆ バイク用の網も便利 ◆◆◆

買い物するときに、荷物を荷台に固定できる、バイク用のゴムのネットが売っています。日本から持参しました。一人で買いすぎてしまったときに便利です。
バイクの前の方に、ビニールの買い物袋を下げるフックがついているのですが、荷物が重いと、バランス崩してしまうのです。そんなもんで、イロイロと買ってしまうタイプの人は、ご持参されることをオススメします。

どうでしたか?少しは、レンタルバイクの謎が解けましたか?

オジャラは、あんまし、オススメしないです。道知らないと、結構危ないです。
できれば、スクーター探してもらおうね。そんじゃ、安全運転でお願いします。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.