◆◆◆ 『UBUDに長期滞在して、陶芸三昧してみたい』 ◆◆◆
2003年3月7日作成
アタシだってやってみたいと、ずっと思っていたのだから、そういう人は、多いはずである。
しかし、彼女(陶芸家 スーザン)の事を知るまでには、

バリに来てから3年半もかかってしまう。
それでも、会えなかったよりはずっといい。

しかし、バリ島での陶芸三昧の生活は、そんなに楽ではないことも、

一応教えておいてあげましょう。
知りたいでしょ?

◆◆◆ まず、一日とか半日体験の方 ◆◆◆

お客さん、英語話せるんっすかね?
インドネシア語は?
話せない?

そんじゃ、陶芸、やったことあるんっすかね?
ない?

そういう方は、『日本人スタッフがいる、バリ島アート体験コース』などという、お高い観光地に行きましょう。

もう、カップなどが形になっていて乾燥している品物に、自分で色をつけて焼いてもらい、旅行中に持ち帰れるのだそうです。京都にも、そんな所があったよなあ。

そういうところは、行った方の話によると、高くて、つまらないと評判ですけどね、言葉が通じないと、先に進めませんからね。自分の勉強不足を恥じ、高くてつまらない観光に甘んじることにしましょう。

人生って、そんなもんでしょう。

あ、スーザンは、通訳がつけられるといっていましたから、少し料金を上乗せして、通訳を頼んだらどうっすかね?ああ、これだと、お高い観光地のお値段と同じ位になるかもなあ。まあいいか。アナタのお金だし。

それでも、どーしても、スーザンに習いたいという方は、英語やインドネシア語が話せるお友達と一緒に行きましょう。なんてカンタンなんだ。

やっぱ、持つべき物は、友よねえ。

面倒くさい会話は、全部そのコが担当してくれます。

大事なのは、その友達をどうやって説得するかですよね。うん。ま、自分で考えてくれ。

あと、最低でも、『初心者の陶芸』とか、『陶芸をはじめよう』などというタイトルの本を、買うとか、旅行期間中図書館で借りて、バリ島に持っていくとか、それくらいの投資や努力はしましょうね。

写真付きで、図解がついていて、解りやすく説明してくれている本を一読しておいて、それを持参すれば、現場でも、その本を指差ししながら、必要な情報は、なんとか意思疎通できて、コーヒーカップ一個位は、ギリギリ時間内に完成すると思います。

面倒くさい?そういう方には、オススメしませんよ。念のため。

スーザンも、『日本語しか話せない人が来て、困りきったことがある』とアタシに愚痴っていたからなあ。

自分では、話せるつもりでも全く話せない人というのもいるし・・・・。世の中って深いわぁ。

◆◆◆ 陶芸工房を長期レンタルして、

作品作りに没頭したい ◆◆◆

南国で、陶芸三昧。

陶芸に打ち込んでみたい方には、なんか、夢のような響きっすよね。でも、語学力がァぁぁぁっ。

そういう方、アタシが、長期滞在で、専門的な事をする秘訣を伝授いたしましょう。えっへん。

旅をもっと楽しく、もっと安くしたいのであれば、重要となるのは、下準備。旅行前、ちょぴっとだけ、語学の学習や、準備をしてゆきましょう。

◆◆◆ 何をちょびっと勉強するんっすか? ◆◆◆

それはですね、陶芸の専門用語っす。
何かを作ろうとすると、必ず出てくるのが専門用語です。

●材料
●制作工程
●機器、備品類の名前

というふうに分けましょう。

例えば、絵を紙にエンピツで描くのであれば、必要な言葉は、

●材料 
 紙、エンピツ、ケシゴム

●制作工程 
 被写体を見る、線で描いてみる、構図を決める

●機器、備品類の名前
 エンピツ削り、イーゼル、画板

といふうになりますよね。

いいっすか?これは、どんな事をするにも、同じです。

ですから、材料名、製作工程の専門用語、機器、備品類の名前さえ、英語で意思疎通できるようになれば、言葉は通じなくても、陶芸は可能になるのです。

旅行の前に、日本で、ノートなどに英語の単語を書き出して準備しなければなりません。

◆◆◆ まずすること ◆◆◆

必要な品物の名前を書き出すことです。
まず、ページごとに、語意を分類します。
最初の見開きページには、左側に、タイトルを『材料』と書きます。
そうして、
左側に、必要と思われる材料を、日本語で書いてみましょう。

たとえば、

●土
●釉薬
●水
●ろくろ
●作業台
●イス

(アタシにはこの程度しか思い浮かびませんが、陶芸をやったことがある方なら、もっと必要な道具があることをご存知と思います。

この他、『へら』とか、釉薬をつける『筆』とか、釉薬を入れるバケツとか、そんなのもあるでしょう。)

とりあえず、思い浮かぶ限り、全部をここに箇条書きにします。

そうして、右側のページに、その言葉の単語を辞書で調べて、英単語を書いてゆきます。
次の見開きページは、予備に開けておきます。
現場で、更に、追加の言葉が出てきたときに書き込めるからです。

この、箇条書きのページは、陶芸の専門書などのカラーコピーでも構いません。コピーは、ノートに貼り付けて、赤ボールペンなどで、英単語を書き込んでおきます。

ポイントは、専門書のコピーは、必ずノートに貼り付けるということです。

あとで、バラバラになると、必要なときに見つからないで、結局言葉が長時間通じない状態になってしまいます。ホントっす。

次の見開きページは、タイトル『制作工程』として、

日本語で、制作工程を順番に書き出して、右側に、英語を書いてゆきます。

最後に、機器、備品類の名前も同じように箇条書きにして、英語を調べておきます。

これだけで、陶芸工房のレンタルをしても、ノートで指差し確認が可能になるのです。

日本語を見て、英語を指差す。スーザンは、何を聞いているのかを理解し、方法やら、場所を教えてくれる。

そういう展開になるのです。

辞書も念のため持参するべきですが、このノート一冊あれば、短い時間でコミニュケーションがとれるので、忙しい彼女は、きっとイライラしないでしょう。

それに、陶芸の専門用語は、自前の辞書では、語意が調べられない可能性があります。そういうのは、一度、図書館に足を運び、お高い辞書で調べておきましょう。

絵や写真付きの陶芸の本なども持参することをオススメします。

写真を指差すだけで、陶芸家であれば、何をしたいのかを察知できるからです。

外国で、言葉も通じないのに、何かをしようとするときに必要なのは、相手に、自分の必要なことを知ってもらいたいという、強い意志です。それがあれば、必ず実現できると、アタシは信じています。(自分もそうだから。)

◆◆◆ 旅のプランを立てる ◆◆◆

アナタが、どの程度の期間、バリ島に滞在しようと思っているのかは知りませんが、まあ、最初は、2週間程度にしておくべきだと思いますけどね。

チケットや、ビザの問題もあるし、食べ物、宿のこと、知らないことだらけなんです。

初めから、イロイロなことをしようとする人程失敗します。

もし、アナタがバリ島初心者であるならば、ガイドブックを熟読し、Rica’s Barを何度も読み、そうして、ムリしない案で、とりあえず、二週間程度の滞在としておきましょう。

ガイドブックの情報は、古くて、値段なんかも古いままだったりしますよ。安く滞在できると書いてあったって、シャワーは水で、チョロチョロとしか出ないという宿だってイッパイあるんです。

一年とか二年もいるから、どうしても、宿代を節約しなければならないという人とか、若くて金が無いという人ならともかく、手持ちが多少あるのであれば、ある程度の設備の宿(エアコンもしくはファン、冷蔵庫付き)で、快適に暮らした方が、いい思い出になると思うっす。こちらで暮らしているアタシが言うんだから、間違いありません。

二週間というのはあっという間です。

食べモノも、まあ、不味いレストランを渡り歩いて、なんとか、ガマンできる期間です。

もっと長期の滞在を将来することも考えて、キッチン付の宿とか、気持ちのいい宿を、探す時間も取ることが可能です。

両替で騙されたり、土産物やでボラれたり、一通りの体験を通し、本当にバリで陶芸をすることが、アナタの人生にとってベストなのかも考えられます。

そうして、滞在費の目安とか、自分の予算とかも視野に入れて、もっと長期の滞在を、どうやってやりくりするかも、考えることができるようになるからです。

バリはね、安価に滞在できる分、ガマンしたりしなきゃならないことも沢山ある国なんです。安いってことは、そういうことでしょう。

他の国と違う所は、お金が出せるのであれば、ガマンしないという選択肢もあるところが素晴らしいのです。

◆◆◆ はじまりはこれから ◆◆◆

陶芸工房をレンタルして、いよいよ、作品作りをはじめます。

でも、お教室に通っていた時には、イロイロなことをセンセイや、ガッコが代行してくれていたことに、アナタは気づくでしょう。

土を用意してくれたり、作品が出来たら、乾燥棚に移動してくれたり、そういうのは、全部自分でしなければなりませんよ。

ガスオーブンのつけ方、ガスボンベの取り替え方、知ってますか?

とりあえず、初日に、そういう基本的な事を聞かなければなりません。大量に作るのでなければ、スタジオレンタル料に、土や、釉薬、オーブンの使用量などが含まれています。期間中に何度も焼くとか、そういうことになると、追加で料金の交渉が必要になってきます。

スーザンは、土代は、3500ルピア/kg(約50円)

ガス代は、250000ルピア(約3400円)毎回、だいたい、16時間くらい焼くらしいので、そのガス代程度と思われる。

と話していました。

(あくまでも2003年当時の話で、今は、物価がものすごい上がったと聞いています。また、この記事を読んだ人が訪ねてきて、金額の話でモメたりすることがあると、スーザンが話していました。ので、行く前に、レンタルフィーや、土の値段、ガス代が、いくらなのかを確認してくださいね。)

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追記/2014.3.

サリアピのfacebookページがあるので、ここからコンタクトとってみてください。日本語できません。

https://www.facebook.com/SariApiCeramics

*-*-*-*-*-* 追記ここまで *-*-*-*-*

ふーん。追加で払っても結構安いよなあ。と思うでしょ。うふふふ。

でもね、そんなに甘くはないんです。

ここはね、バリだからね。

アナタは、ここの物価と比較すると、お金は多少持っているかも知れません。そうして、日本でレンタルする費用と比較して、この程度なら、自分にも払えそうって思うかもしれません。

でもね、この先も、読んだ方がいいっすよ。

長期の工房レンタルでは、インストラクション(スーザンの指導)はつきません。土を置き場所から自力で引っ張り出し、こねて、作品を作り、乾燥させる。焼くときも、自分の責任で、焼く。時間とか、釜への配置とか、そういうのは、全部自分でやるんです。陶芸家なら当たり前のことなんです。

その辺、覚悟してくださいね。

ですから、そういう意味では、物品の置き場と、ガスの調整の方法さえ解ってしまえば、言葉は通じなくても構わないし、スーザンはいつも陶芸をしているわけではないので、たった一人で、ここで黙々と作るということになりますよね。

まあ、陶芸をする方には、そういう、孤独が好きという人もいると思います。でも、外国での一人の作品作りには耐えられないという人もいるかもしれません。

どなたか、陶芸のお友達をお誘いあわせの上で来たらどうっすかね?宿もシェアすれば、少しお高い所に宿泊できるし、エアコン、冷蔵庫付きはいいっすよ。

◆◆◆ 土は、不安定 ◆◆◆

スーザンと、アタシとの会話を翻訳すると、ざっとこんな感じになります。

S:『リカ、アタシの、昔の陶芸作品の写真を見てよ。』

R:『まあ、スーザン。どれも素晴らしいじゃない。でも、最近は、こんなの、作ってないみたいだけど』

S:『ここの土ときたら、もう、質が悪くって。例えば、同じ店で同じ土を買ったとしても、次には、同じように作れないのよ。

何度もテストを繰り返して、イロイロと試してみたんだけど、焼きあがったら割れていたり、色がテストしたときのように出なかったりして、もう、疲れきっているのよ。

創作意欲が無くなるというか・・・・。』

R:『なるほど・・・。アタシも、こちらで、銅版画をやろうとして、苦労したわ。』→結局中断している。

ということで、工房は安くレンタルできても、道具類なども、安価に設定されていても、安いなりの理由があるということっすよね。

写真にある、陶芸作品のカップや皿を見れば解ると思いますけど、一応、販売できる程度の作品が作れる土はあるってことなんです。ただ、昔ヨーロッパで作っていたような、繊細な作品は、まだ作れていないということっす。

ですから、陶芸をしたい方は、初めから、期待しすぎないで、とりあえず、行ってみる程度に考えておくのがいいんじゃないっすかね。

日本人は、こんなに安く利用できるというのに、日本と同じレベルのサービスを期待している人が多いんで、念のため。

◆◆◆ それじゃ、どうすればいいのか? ◆◆◆

アタシなら、自分の作品用の土とか、釉薬とかは、持込みますけどね。

あ、土って、飛行機で持ち込めるんだろうか?

その辺は、自分で調べてみてくれませんかね?

アタシ、陶芸家じゃないもんで。土を持ち込む必要は今まで一度もなかったんです。知っていることは、かなり丁寧にお教えしているつもりです。知らないことは、書けませんよね。ですから、書いてないことは、自分で調べてくださいね。

ムリっぽいかもしれないっすよね。

植物検疫とかあるくらいだしなあ。

粘度なら、まあ、悪性の微生物がついているということも少ない可能性はあるが、無いとは限らないしな・・・・。

アナタが、どの程度の作品作りをしたいのか、どの程度、楽して作品作りを進めるのかというのと、関係がありますよね。

でも、アタシはね、自分が儲かるわけではないので、一応、気になったことを教えてあげているんです。

いい人だわぁ。

バリ島では、何でも安くできるようでも、落とし穴というか、裏の顔もあるんです。日本だって、そういうことありますよね。

いいですか?安いってことは、安いなりの理由もあるんです。

言葉が通じないとか、土が思ったような土ではないとか、自分の出したい色が揃っていないとか・・・・。

そういう人は、自分の目で、まず、場所や、設備、利用できるもの、イロイロと確認して、本当に、自分に、長期に作品作りができるのかどうか、次のプランを考えるべきなんです。

アタシには聞かないで下さいね。アタシの工房じゃないんです。

◆◆◆ 土は、何処で買えるのか? ◆◆◆

デンパサールに、土を売っている専門店があるのだそうです。

こちらの土は、基本的には粘土質なところも多いみたいで、ボテッとした素焼きの焼き物とか、素焼きの鉢、レンガなんかも多く作られています。

まあ、長期にレンタルする方なら、ガソリン代と、チョロリとチップでも払えば、スーザンが時間のあるときに、デンパサールの土を売っている店に連れて行ってくれると思います。(頼まないとダメっすよ。)

そこで、自分の目で、確認して、将来、マジで長期に来るかどうか、考えるといいと思います。人任せではいけません。

陶芸で一番重要なのは、土、その次は、釉薬なんじゃないかと思っています。(真っ当な釜の設備があるというのは、その、もっと前の段階っす。)

バリ島には、いくつか陶芸をしている場所があるみたいですが、どこも、釜の温度が低いんじゃないかと、スーザンは言ってました。

少なくとも、UBUDでこれだけの設備がある場所は、ウチだけだとキッパリ言ってました。

アタシは、他の情報は知りません。

釉薬は、持ち込める限り、ご自分で、持ち込むべきです。スーザンも、アメリカから持ち込んだと言っていました。バリ島では、手に入れるのが難しいのです。

アタシだって、銅版画のグランドやインクは、日本からバリに持ち込みました。この国では、手に入るものと、手に入らないものがハッキリしているんです。

◆◆◆ 工房を見た限り ◆◆◆

釉薬の種類とか、それを塗ったり、混ぜたりするバケツなどの品なども、沢山ありました。

ですから、自分ではそういったものを買ったりする必要は無いと思います。

外国で、この手のことを始めるのに、一番大変なのは、持ち帰れないものを買わなければならないという、ムダなコストだと思います。

全部コミでレンタルできて、一日100000ルピア(約1400円程度 2003年3月現在 1円74ルピアで計算/物価は上昇していますので、あくまでも、当時の価格ということで参考程度にしてください)

であれば、まあ、安いんじゃないかと思いますけどね。土とかも込み価格だし。

バリでガラス工芸とかをやっている人もいるみたいですけど、始められるようになるまでは、大変だったんじゃないかというのは想像できますね。

普通の人が試す場合、ガラス工芸よりは、陶芸の方が、カンタンで安全なんです。ですから、観光の方には、こちらの方が、いいかなという気はしないでもないですね。

ガラス工芸の方は、オジャラは知りませんけど、日本人らしいです。彼は、工房を観光客に公開しているかどうか知りませんが、もし、しているのであれば、日本語で教えてもらえるという可能性もあるかもしれません。

ま、やり手の方は、忙しいんで、そういうことはしていない可能性が高いっすね。

ガラス作品のよいところは、陶芸よりも、時間がかからない所かもしれません。(完成し、温度が下がったらすぐに持ち帰れるので)
不器用な方は、辞めた方がいいと思います。

陶芸なら、不器用な方でもある程度の作品ができる可能性はありますけど、ガラスは、時間内に一個も出来ないという人もいると思います。

ま、そういうものあるということで、興味のある方、あとは、自分で調べてくれませんかね?

あ、関係ありませんが、たぶん、二週間程度の滞在では、自分の作品は焼きあがりませんから、また、バリまで来なくてはならないですよね。

チケット代の2往復分を考えたら、日本の陶芸の里かなんかに、滞在して、工房をレンタルしたほうがいいともいえなくもないですよね。日本語通じますし。土や釉薬は真っ当だろうし。

アタシはね、別にどっちでも構わないんです。

ま、知りたい方が、事情をなるべく詳しく解ってくれれば、それでいいんです。

◆◆◆ 陶芸のよさ ◆◆◆

アタシが陶芸をやって感じたのは、下手くそでも、自分で作った作品というのには、愛着があるなということです。

でも、初回とか、二回目に作った作品は、使い物にならないです。

皿などは、思いのほか縮んでしまったり、難しいものに挑戦して、うまくいかなかったりしたからです。

陶芸のよさというのは、自分で作った品を毎日使えるという、実用性でしょうか?

アタシは、絵を描いていますけど、絵なんて、一枚飾れば、もう、飾る場所が無くなるような小さな家ですから、そんなに沢山売ったり買ったりはできませんものね。

食器は、毎日使えるし、壊れてくれるんで、まあ、芸術を売りにできる割には、消費量が多いような気がしますね。

どちらにしたって、土と触れ合っている時間は、心が癒されます。

アタシが、種を蒔いたり、植物を育てているのだって、きっとそういう理由からなんだと思います。

まあ、気になる方は、とりあえず行ってみて、半日体験などをしてみて、様子をみるというのがいいと思います。

◆◆◆ どうやって持ち帰るのか ◆◆◆

最後の難関は、そこですよね。
アタシは、乾燥に何日位必要なのかとか、よく解りませんけど、乾季とか、雨季とか、そういうのもあるんじゃないっすかね?

二週間で焼きあがって持って帰るというのは、ムリッポイって感じか、ギリギリって感じっす。

ムリすると、割れてしまうと思います。

ま、一番いいのは、手で持ち帰ることっすよね。そうすると、次回バリに来たときってことかな?

そんで、次回来て、また作る。また、次回取りに来る・・・というバリ島 陶芸スパイラルが始ってしまうのだった・・・・。たははは。

アタシゃ知らないっと。

ま、次に可能性がある輸送方法が、カーゴを頼むということっすよね。

アタシ、頼んだこと無いんで、自分で調べてください。
郵便は、辞めた方がいいっすね。壊れる可能性高いっす。

カーゴだって、壊れないという保証はありません。自分で、ガッチリと梱包して、やるだけのことをやって、壊れてしまったら仕方が無いというレベルっすよね。保険はかけられると思います。

カーゴには、キューブというタイプがあって、一メートル四方の木箱に入るだけ入れられるのだそうです。プラスチックのケースかなんかに、ガチガチに梱包して、さらに、木の箱に入れてもらえば、無事届く可能性が無いわけではないと思います。

ですから、これを頼むのが現実的ですね。値段は教えてあげません。船便で、キューブの荷物が日本に到着したら、海に近い倉庫まで自力で取りに行かないといけないという可能性もあると思います。そっちのコスト(日本内の移動)の方が、ヨッポド高かったりしてなあ。

旅行費にプラス送料か・・・・・。
ま、いいか。払うのアタシじゃないしな。

◆◆◆ そんじゃま、頑張って下さい ◆◆◆

イロイロと、バリ島での陶芸のこと、わかったかなと思います。

UBUDは、日本人沢山住んでいますし、お友達がいると、夜なんかも結構楽しめると思いますけどね。

お友達がいないと、一人で毎日、淋しく夕飯食べないとならないですしね。長期だと淋しいみたいです。寄ってくる男は信用できないしな。

バイクなどの足も、自分で確保する方向で準備した方がいいっすよ。陶芸工房まで、無料送迎があるといったって、毎日のことだし、バリランチは、もう食べたくないとかいう可能性だってありますしね。

なんだかんだ、自分で移動できないと、滞在がメチャ不便で、つまらないものになります。

バイク、乗れると、行動範囲がぐっと広がって、楽しいバリライフになりますからね。転ぶと、怪我しますよ。病院は、設備が充実していないです。

どうぞ、その辺も、考えてくださいね。
外国に滞在するということは、誰も助けてくれないということなんですよ。自分のことは、自分で解決しなければなりません。

どうぞ、お気をつけて。
いい作品ができるといいっすね。

サリアピのホームページはこちらです。

レンタルの値段なんかも確認できるんで、気になる方は、要チェックっす。
スーザンの作品が買えるショップもありますんで、手っ取り早く、ちゃんとした作品をゲットしたい方は、そちらに行くといいと思います。ガイドブックに書いてある、何処ぞの有名陶器よりは安いっす。

こちらの品物が、有名陶器店以上アナタが好きかどうかまでは解らないっす。しかも、あそこのは、工房で、たぶんインドネシア人が作っているはずだからなあ。サリアピは、今のところ、スーザンが自分で作っていると言っていたから、価値には差はあるだろう(とアタシは思う)。

そんじゃ、よい旅を。

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