◆◆◆ 10月 台湾編-その3 ◆◆◆

食べ物の話ばかりでスミマセン。

◆ 鶏肉の煮たやつ ◆

中華といえば、やはり、屋台の上から釣り下がっている

例の鶏肉を食さねばならない。

燻製にしてあるものもあったが、

今日は、冷やした鶏肉を試してみる。

皿に盛られた野菜もサッパリとして肉に合う。

鶏肉はどこまでもやわらかく、薄味が中まで染みている。

しかし、小さい骨が入っていたのと、少し血が滲んでいたため

オットは一切れ食べてギブアップ。この根性なしっ。

「渦巻きの猫」は、

血統証付かなんかの

隠し子に違いない。

パパが解らなくても、

肉だけを食べる遺伝子は

継承された。

奴は、我々が食べ切れ

なかった鶏肉を

タップシもらうことに

なったのだった。

◆ 渦巻き模様の猫 ◆

屋台のオコボレにありつくため、毎夜客の足元で待つ猫君。

彼の縄張りは、例の屋台の近辺だ。

昨日も白魚のテンプラなんかをあげてみた。

しかし、どうにも食いつきが悪い。

「野良猫なら、ガツガツと食え。」

と、文句を言いながら、肉もあげてみる。

おお、肉はペロリと平らげた。

そういえば、西洋の猫は、肉しか食べない種類がいるらしい。

うちの猫が食べない「ビーフの猫缶」を思い出す。

「この缶詰、うちの猫、全然食べないのよぉ」と、

猫缶屋の女将に文句を言ったとき、

「肉しか食べない猫もいるんで、置いている」と

説明されたのだ。

◆ タコの湯通し ◆

中華のいいところは、好きな食材を

好みの調理法で作ってもらえることである。

隣の人が、タコを茹でたのを頼んでいたので、

思わず、同じ物を頼んでしまった。

新鮮なタコをサッと茹でて、カラシ醤油につけて頂く。

プリプリとした食感に大満足。

久しぶりに食べたタコだったので、我々は

嬉しい気持ちで満たされていった。

◆ 青野菜の炒め物 ◆

色も鮮やかな緑色野菜。

普段はタンパク質中心の我々も、中華の野菜となると

ちょっと頼んでみようということになる。

味付けは、あっさりしていて、ちょっとニンニクが刻んである。

肉やタコを食べては、野菜を食べて口をサッパリとさせる。

今回の台湾旅行は、以前より台湾人に見られる

ことが多かった。もう一年も仕事もせずに、

あちこちで食い倒れているもんなぁ。

さすがに日本人離れしてきたのかもしれない。

写真の左にあるのが、

頂いたワインオープナー。

しかし、スーツケースに

入らなかったので

宿に置いてきましたけど。

◆ キャンティ・クラシコで乾杯 ◆

宿の3件隣には、洋酒屋がある。

大きなお店で、ワインも山積みだ。

早速、店内を物色すると

おお、キャンティ・クラシコが特価台に乗っている。

毎回シンガポールや台湾に行くたびに

ワインで乾杯する我々は、我を忘れて、1本GET。

アタシが、ワインオープナーを忘れた

話をしていたら、酒屋の女将はすかさず

寄ってきた。彼女は価格表をチェックして、

「ふふん。オープナーも、プレゼントするわよっ」と、

酒好きの心をくすぐるのだった。

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