◆◆◆ 11月 シンガポール編-2 ◆◆◆

夜は、寒すぎない屋外で風に吹かれることにした。

◆ シンガポール摩天楼 ◆

夜はボートキーに繰り出す。地下鉄の駅を降りると、オフィスビルが立ち並ぶ、都会的な場所に出た。近代的な建物は、ライトアップされて、我々を歓迎してくれた。マーライオンより、よっぽど見る価値がある。

◆ 川沿いを散策 ◆

とりあえず一杯飲もうということになって、感じのよさそうな店を探す。『スパゲティとピザのおいしいイタリアレストラン』を目指して、石畳の道を歩いてみる。左側には店が並び、道を挟んで川沿いには、夜景を見ながら食事ができる屋外の椅子とテーブルが並ぶ。流行っている店には空席が無いのでわかりやすい。しかし、自分たちが座る席も無いというところが難ではある。

結局イタリアンレストランだというのに、イタリアワインが無かったこともあり、軽くビールでも飲もうという計画に変更された。(我々はイタリアワイン好きなのである。)

◆ 川沿いの席から望む夜景 ◆

ちょっと見え辛いが、右側にあるのは、屋形船。ボートキーでは、ちょっとしたクルーズも楽しめる。我々もそういえば、前回乗ったような覚えがある。しかし、これといった名所が無いのがシンガポールの泣き所。セーヌ川のクルーズとは、大きな差があった。(当たり前)

一度乗れば十分である。

◆ ブリティッシュ・ビアバー ◆

ボートキーの入り口付近にある、赤い店。中国系の店とは違い、格調高い。(同じ色使いなのにね・・・)

ワイシャツ姿のヤンキー共が、黒い飲み物を丸テーブルに並べ、楽しいひと時を過ごしている。「まさか、コーラってことは無いよねぇ」などと、不安になりながら、様子を探る。「やっぱり、『ブリティッシュ』と付くからには、黒ビールに違いないぜ。アメリカのハンバーガーショップとは違うからよっ」とオットは、突然言い放ち、一か八かで入ってみることにしたのである。

しかし、ビール一杯12sドル。さっき食べた「カツ丼定食」と同じ値段だ。しかも、カツ丼単品だと、8sドルなのだ。4sドルをけちって、定食にしなかった我々の苦労も、この一杯で水の泡。結局ビール3杯とカクテル1杯を飲み干した合計金額は、先ほどのイタリアレストランでワインを一本開けたのと同じ位にまで膨れ上がったのだった。

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