◆◆◆ 音を探しに-その1 ◆◆◆
昨日から、ウチのすぐ裏でガムランの音が。結婚式か何かだろう。ネタも無いことだし、取材に繰り出すことにした。 これは、赤くて毛羽立った果物(だと思う)。そういえば、ウチの近くにも多量に落ちてたなぁ。食べられるのかしら? 逆光になってしまってよく写らなかったが、緑の中にポッと赤い色があると、つい見てしまうのだ。 道を歩いてゆくと、どんどん音から遠ざかっている。ああ、こっちでは無かったと気付いたときには、かなり歩いてしまっていたので、そのままニュークニンを一周することにした。 途中で見かけたのは、屋根の高さ程のサボテン。この下で、つい記念撮影したくなるほどの大きさだ。 こちらの家々には、よくサボテンが植えてある。プリパディにもあったし、ウチにもあるくらいだ。理由は定かではないが、魔よけかなんかの意味があるんじゃないかなぁと勝手に思うことにした。 あたしゃ、サボテンよりも、睡蓮でも植えたいよ。 鉄人28号かなんかを作るのか、木彫りの工房には、こんなのがゴロゴロと転がっている。この木彫りは、色の出があんまりよくないわね。ニュークニンには木彫りの工房が沢山あって、朝からチェンソーの音がうるさい日もある。 最近はチェンソーの音も気にならなくなるくらい、当たり前のことになりつつある。しかし、隣の家のチェンソー音は、オーダーが入ったときに限られるらしい。最近は不景気なのか、チェンソー音に悩まされることも少なくなった。 以前綱引き大会があったサッカー場。この椰子から向こうは、バンジャールの外になって、泥棒なんかが多いらしい。これからラマダン明けを迎えるからなー。ジャワから出稼ぎに来た人たちが、バリを去る前にもう一稼ぎしてゆく季節だなぁ。(噂) 観光客向けのゲストハウスは、主にこの椰子の木の向こうにあって、外人共は、モンキーフォレストを通りこの辺りまで歩いてくる。そして、この先に何も無さそうなので、どっと疲れて、今来た道を一時間程引き返すことになるのであった。(田舎)
◆ 巨大な手の木彫り ◆
|
Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara. Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara. |