◆◆◆ 芸術と食欲の秋?特集 ◆◆◆
バリには秋はありませんが、気分としては、秋の特集。
毎週木曜と、日曜に、セニワティーというギャラリーでドローイングのセッションが行われている。アタシも、恥ずかしながら参加させて頂いている。モデルさんが毎回やってきて、ポーズを作る。オールヌードの日もあった。 一回10分から20分程度で次のポーズになる。木曜日の朝10時から12時までのコースは、女性だけの日。変な男に声をかけられることもなく、ゆっくりと制作活動ができる。 私は、絵を習ったりしたことがないし、モデルさんを描いたりするのも初めてだ。大きな紙に描いても、いつも紙からはみでてしまうのが、最大の悩みである。スケッチもだいぶ溜まってきた。ああ、ゴミだよなぁ。どうするのかなぁ、このスケッチ。 今日は、マッチョな男性モデルで、白人オババどもの鼻息も荒い状態であった。参加したい方は、紙とペンを持って、直接行ってみよう。(タマンワルンの隣です) 雨季の始まりといえば、蜻蛉の大群が押寄せる。蜻蛉の羽を掃除しながら、「ああ、雨季になったんだなぁ」と、感じるのである。 蜻蛉は、光に集まってきて、繁殖効率を高めているのだがおかげで、電気の周りは、バイキング状態。天井には、コウモリとチチャとトッケ。床には、カエルとアリの大群が待ち構える。蜻蛉はよっぽど美味しいのか? どの客たちも、バクバクと蜻蛉を食べ尽くす。アタシがかなり近寄っても、全く気づかないようだ。朝には、羽だけ多量に残されているのだった。 羽も食べろよなっ。 大家さん宅の子供たちが、お菓子を持って、売り歩く。彼女は商売上手で、学校などでも売るのだそうだ。学校で売った代金は、そのまま寄付の箱に入れられて、あとで、本などを買うお金に当てるとのこと。 写真のお菓子はバナナクレープ。アタシも一つ試してみることにした。バナナ味と、シャリシャリとした甘いものが混ざり合ってとても美味しいこの、シャリシャリは何?と尋ねると、ココナツをサイコロ状にカットしたものだという。フルーツの香りがして、ちょっと嬉しかった。 一個500ルピア。
竹の木に、鳥が留まっている様子。黒い塊りのようなものが、鳥たち。夕方になると、大群が隣の家の笹に留まる。音などに驚くと、一斉に飛びたってなんだか薄気味悪い。 別に害は無いのだが、今まで居なかったので少し気になったのだ。撮影しようと、近くに寄ると、逃げてしまう。にじり寄るようにして、ズームで撮影。昼に留まってくれりゃ、もっと良く映るのに。 そんなことを鳥に頼んだって、来ちゃくれない。
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