◆◆◆ ワルン大図鑑 お菓子編 ◆◆◆
なんだか、昔の駄菓子屋を思い出す。子供達は次々と訪れ、赤いフタを開けては、お菓子を取り出す。 一つRp500位だけど、子供達は毎日、通い詰めだ。酒のツマミになる食べ物には注意を払う我々だが、お菓子となると、全く興味を持たないので詳しくは語らない。 食紅で着色した、ゼリー状のお菓子達は、一体何なのか?これを買うガキは、「Rp500でチャンプル」とオーダーをし、イブは、ビニールふくろに、4種のゼリーをひとすくいづつ入れていく。最後にさとう水のようなものをかけて、できあがり。うわー、不味そう。 ガキに、「旨いか」と尋ねると、無視して出て行ってしまった。こちらのガキは、バリ語しか通じないし、かなりの恥ずかしがり屋で、外人には、挨拶などもできないのである。 蟻や虫が来ないように、切り身はビニールで包まれている。そばにあるプラスチックの容器には、パイナップルにまぶす粉のようなものが置いてある。 これは、甘いのか、しょっぱいのか?バリの味覚は、「甘しょっぱい」というのもありだ。そして、どうにも食べる気にはならないなぁと思いながら。行く度に、じっと観察してしまうのであった。 お菓子というか、おやつというか、おかずというかがこのクルプック。揚げせんべいとでもいうのだろうか?揚げたては旨いが、すぐにしけってしまう。しかし、こちらの人は、あまり気にしないようにも見える。このワルンは、かなり容器等に金をかけて、しけらない工夫をしているが、それでもしけてしまうに違いない。 大きなクルプックは、これだけでおなかイッパイになる。
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