◆◆◆ 8月 バザールの様子 ◆◆◆

◆ 8月6日 ◆ ノボリを立てて ◆

バザールらしく、道も飾り付けられる。

しかし、昼間は閑散とした風景。

何故なら、暇のある人は全て闘鶏場にいるからだ。

そして、忙しい人はこんな場所にいるはずも無い・・・。

UBUDとは違って、バザール当日であっても

人が少なくて静かな所が、ニュークニンの特徴なのだ。

 

         

◆ 会場の様子 ◆

今まで行ったバザールの中で、

最も広告類の少ない会場だ。

UBUDの大きな村のバザールでは、

ビンタンやタバコの垂れ幕を

あちこちに貼り付けて、かなり派手なデコレーションで

飾られている。

観光客も少なく、みやげ物屋も儲かっていない様子の

ニュークニンでは、協賛企業も皆無ということか。

村ぐるみで商売下手ということがバレバレである。

◆ 闘鶏 ◆

出番を待ち、気合を入れられた鶏たち。

村の格は、闘鶏にも現れる。

T村の闘鶏は、何百人も人が集い、

会場も屋根付きだった。

鶏のオーナーたちは近隣の村からも集まり、

手塩にかけた強い鶏が、次々に勝負に挑む。

それに引き換え、ここでは鶏も弱そうだ。

とりあえず飼っている鶏を、

勝負に出しているという感じさえする。

しかも、どちらも弱いので、相手に決定打を下せない。

ダラダラと、何度も試合をさせられるのだ。

しかし、バザールで売るサテの為に、

鶏は殺さなければならないらしく、

迫力の無い試合が続けられる。

確かに、狭い村の中、のどかな闘鶏は、

勝ち負けの後でも、殺伐としないのでいいかもしれない。

◆ 闘鶏ファン全員集合 ◆

ニュークニン・バンヤンツリー前。

全員集合しても、この程度。

土俵のまわりを二重位に人が囲んで

のんびりと見ている感じ。

闘鶏というのに、賭ける金も小額で、

賭けに応じている人も少数。

ほとんどが野次馬なのだった。

◆ 賭け事 ◆

私は、このゲームのルールはよく知らない。

しかし、無駄に人が集っている所を見ると

きっと、なんらかの賭け事に違いない。

しかし、この手の賭け事で、

金を稼いだという話は、聞いたことがない。

それにしても、賭ける金も小額だなぁ。

私にはRp1000のように見えるのだが・・・。

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.