◆◆◆ 8月 バザールの様子 ◆◆◆
バザールらしく、道も飾り付けられる。 しかし、昼間は閑散とした風景。 何故なら、暇のある人は全て闘鶏場にいるからだ。 そして、忙しい人はこんな場所にいるはずも無い・・・。 UBUDとは違って、バザール当日であっても 人が少なくて静かな所が、ニュークニンの特徴なのだ。 今まで行ったバザールの中で、 最も広告類の少ない会場だ。 UBUDの大きな村のバザールでは、 ビンタンやタバコの垂れ幕を あちこちに貼り付けて、かなり派手なデコレーションで 飾られている。 観光客も少なく、みやげ物屋も儲かっていない様子の ニュークニンでは、協賛企業も皆無ということか。 村ぐるみで商売下手ということがバレバレである。 出番を待ち、気合を入れられた鶏たち。 村の格は、闘鶏にも現れる。 T村の闘鶏は、何百人も人が集い、 会場も屋根付きだった。 鶏のオーナーたちは近隣の村からも集まり、 手塩にかけた強い鶏が、次々に勝負に挑む。 それに引き換え、ここでは鶏も弱そうだ。 とりあえず飼っている鶏を、 勝負に出しているという感じさえする。 しかも、どちらも弱いので、相手に決定打を下せない。 ダラダラと、何度も試合をさせられるのだ。 しかし、バザールで売るサテの為に、 鶏は殺さなければならないらしく、 迫力の無い試合が続けられる。 確かに、狭い村の中、のどかな闘鶏は、 勝ち負けの後でも、殺伐としないのでいいかもしれない。 ニュークニン・バンヤンツリー前。 全員集合しても、この程度。 土俵のまわりを二重位に人が囲んで のんびりと見ている感じ。 闘鶏というのに、賭ける金も小額で、 賭けに応じている人も少数。 ほとんどが野次馬なのだった。 私は、このゲームのルールはよく知らない。 しかし、無駄に人が集っている所を見ると きっと、なんらかの賭け事に違いない。 しかし、この手の賭け事で、 金を稼いだという話は、聞いたことがない。 それにしても、賭ける金も小額だなぁ。 私にはRp1000のように見えるのだが・・・。
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