◆◆◆ 8月のニュース ◆◆◆

◆ 8月2日 ◆ なんといっても、ガルンガン ◆

今度のガルンガンは8月2日。7月31日から仕事や学校は休みとなり、村人たちは、ガルンガンの準備に忙しそうだ。

各家の前には、ベンジョールが並び、特別な飾りも取り付けられる。しかし、ベンジョールも、よく見ると、上手い下手があるものだ。「ああ、この家のは上手い、ここは下手」などとジャランジャランするのもまた楽しい。そして、私としては初体験のガルンガン・パサール。いやはや騒然としたムードに圧倒される。

普段は店がない通路などにも、簡易店舗が設けられ、人々でごったがえす。イブ達も、ここぞとばかり買い込んでいる。アタシとしては、混んでるときに行くこともないと思い、シンガポールで買った和食や缶詰めなんかで、食卓をやりくりする日々である。

 

         

◆ 8月3日 ◆ ニュークニンバザール ◆

ガルンガンだというのに、バザールが始まるニュークニン。バンジャールの中にある家に住んでいるため、我々もバザールのチケットを、買わなければならない。祭りの時の寄付みたいなものである。

一家族5枚分(1枚Rp15000)を購入させられた。バザールでは、サテや、ラワールといったご馳走が販売される。ビールなどの飲み物はぬるいというのが普通である。我々としては、おかずをブンクスし、ビールは持ち帰りにして、家で冷えたビールをシュポっと空けて、頂こうと計画中。

◆ 近日開店 ◆

大家さんが木彫りを売るために作った店。しかし、木彫達は売れなかった。そして、長いこと閉ざされたドアは、再び開けられる。今度は、バティク屋の女将が、バティックの倉庫を兼ねたお店にするらしい。

バティク女将は、ジョグジャカルタで、バティックを買い付て車で売り歩く行商生活。私も何枚か購入した。なにせ、空港で売っているような上物が、ジモティー価格で購入できるチャンスなのである。

しかし、こんな店が近くに出きるとなると、金使っちゃいそうだなぁ。しかし、いいものはいい。プリントの安バティックなんかを巻いている子を見ると本物を見たことないんだろうなぁと思うのだった。

          

◆ 物置の風景 ◆

大家さん宅には、籠置き場があった。ほとんどの場所は雑然としているのに、ここだけは、かなりまともに管理されている。きっと、オババ様が掃除しているのだろう。しかし、バリの人というのは、籠をよく使う。私の家にもカバンが沢山ある。カバンというのは、用途に合わせてまた買わなければならなくなるからだ。籠もそうに違いない。

ウパチャラや、作物の収穫時期に合わせて新しいのを買っていくうちに、籠置き場も一杯になるのだった。

OL時代に、書類の大きさなんかに合わせて、いくつもバッグを買ってしまうのに似ている。

◆ 大家さんの家のプラ増築 ◆

何やら工事をしていると思えば、すごい彫刻。セメントで神様を祭る場所の塀に、彫刻を施している所。工事代は一体いくらだったんだろう?バリ人は、まず、神様に感謝する。大家さんがそんなに金持ちとも思わないが、このプラを見ると立派な神様の椅子を作りすぎて貧乏なんじゃないかと思えてくる。

完成は、一ヶ月後。その折にまた報告しますねっ。

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