◆◆◆ 2000年 2月 16日 ◆◆◆

也十の「ほぼ完全バリ島一周旅行記その3


タバナン手前の岬にある巨大ドライブインで昼食。ここでもビンタン&ジョッキは冷え冷え、私の機嫌は約束された。
椰子の実ジュースも冷え冷えで、丸ごと出てくるのだ。
更に、ナシ・ゴレンも美味かった。ウブドの「タマン・ワルン」と同じトゥラシを使ったやつだ。タマンより5千ルピア高いけど街道筋だから仕方あるまい。美味ければいいのだ。
このドライブインには大型バスが乗りつける。ジャワ島からフェリーで入ってきたやつだ。
そのため、カマル・マンディが文字通りの使われ方をしていた。500ルピアでさっぱりできる。もちろんトイレとしてだけ使う分には料金は不要。


海岸線に別れを告げてタバナンに向かうと、道路は片側一車線になる。トラックが多いので渋滞は必至だ。
ところが、ついている時というものはあるもので、ここにインドネシア陸軍登場。余程急いでいるのか、先導にバイクを2台置いて60km/時 以下で走っている車は片っ端から停めてしまうのだ。もちろんわしらも停められたが、いち早く事情を察知し陸軍の車列にピッタリと着き、大名気分で一気に進んだ。

デンパサール手前で幹線をはずれ、クタ、ジンバランを通り午後4時半ウルワツへ。しかし、名物のサンセットには早すぎるということで、バドゥン半島を横断してヌサ・ドゥアへ。
ヌサ・ドゥアは我々3人とも初バリを過ごした場所。私とオジャラにとっては5年振りだ。NOLが初バリを経験したシェラトン・ラグーナを見学及びトイレの場所とさせてもらった。誰にも許可は取ってないが特に問題はあるまい。
予想以上に素晴らしい。もちろん安くはないのだろうが、一回くらいは泊まってみたい。ここも間違いなくバリなのだ。

最後だから、「ヌサ・ドゥアで飯でも」となったが、メニューを見てびっくり。ちょっと手が出なかった。ビンタン(大)が25,000ルピア!!家なら5本飲めるのだ。
しかし、ギャラリアでバトミントンのラケットを購入。デンパサールの「マタハリ」より安かった。そういうこともあるらしい。
今バトミントンにはまっている。バリ人の男なら大概出来るので、相手探しに不自由しないのも良い。
7時まで居た。きれいな夕焼けまで拝めた。
帰りはちょっと道に迷ったが(なぜだ!)ウブドには9時到着。
人気の「バタン・ワルー」で打ち上げ。
ちょっとお高い(ヌサ・ドゥアほどではない)とは思うが、清潔だし客層がよさげなのでいい店なのであろう。言うまでもないがビンタン&ジョッキは冷え冷え。
パダン料理でお馴染みの「ルンダン・サピ」がボリュームたっぷりで嬉しい。
旅の終わりがビンタンとルンダンで〆られて大満足であった。

ちょっとどころではない駆け足で回ったバリ島一周であったが、
天候にも恵まれ、地方地方で異なる風景を楽しめいい旅であった。機会があればまた……・かな。

教訓*北部海岸に行くときはキンタマーニ経由で行くべし。東部の山道は天候によっては通れないばかりか、命の危険さえあるように感じられた。

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