◆◆◆ 2000年 2月 11日 ◆◆◆
なんといっても、最近のニュースは、パサールデビューしたことだ。もちろん、行ったことは数回あるものの、どうにも肉や魚を買いに行った事はなかったのだ。理由は、早起きするのがイヤだったから。そして、駐車場のオヤジに、金を払うのがイヤだから。でも、デル・デワには肉が売っていない。 ショウガもパサールに行く必要がある。そんなこんなで、行ってきました。朝八時。そして、パサールで買ったバビの肉が固かったので、食べた途端に、かなりガッカリする。バリの肉に期待してはいけない。しかし、鶏肉だけは、常に旨いのだ。花は、パサールでRp2000程度。花瓶は、私が「酒の空き瓶」をぶちこわして、ガラスの削り器削り、銅のテープを巻いて、ハンダで仕上げたもの。瓶を割るのは、案外難しくて、いくつも失敗し、手は、かすり傷がイッパイに・・・。結構苦心しています。一個Rp50000で販売しています。(ウソ) 左下の白いのは、ナイロンタワシ。バスルームが二個あるので、とりあえず、新しいのをGETする。それから、マヨネーズ、酢、みりん、ごま油。 うどんのつゆや、パイプマンも買ってくる。なんだか、ヨーカドーにいるという感じである。最近は、よく炊き込み御飯を食べている。揖保の糸も暖かい汁で頂くことも多い。そして、左上にあるのが、ラ王たち。もう、すっかり食べ終わってしまった・・・・。誰か、買ってきてくれーっ。 JAYA SEMARAのリーダー、をニョマンの家に遊びに行ったところ、「隣のお寺で『GAMBANG』と呼ばれる楽器たちを練習しているので見に行こう。」ということになった。 何が珍しいのかというと、鍵盤の配列が、大きい順になっていないところである。なんでも、ガムランの演奏中に洪水になり、鍵盤がバラバラになってしまったのを、組み立てなおしたらこのような楽器になったとか。 確かに小さい鍵盤の隣に、一番大きい鍵盤が置かれたり鍵盤の銅の部分の厚さがまちまちだったりしているように見える。金属の楽器は、「GANGSA JONGKOK」という名だそうだ。トンカチの様に見える道具「パングル」は、水牛の角で作られていて、かなり重い。腕の筋肉を鍛えたい人にはオススメだ。こんな道具でガツン・ガツンと叩くのに、なんだかやさしい音色である。 寺院に入る前には、帯を巻き、練習の邪魔にならないように、遠巻きに見学する。ちょっと手を休めたときに、撮影の許可を頂いた。この楽器は、バリ人の特別な行事にだけ使われるので外国人が見たり聞いたりすることは難しいものだということだ。大変貴重な体験をさせて頂いた。 この、ダンボールの書いてあるのが楽譜で、鍵盤にも、このマークと同じマークが記されている。あとは、曲の進行に伴い、長老が口伝えで指導をしてゆく。伝統を継承するというのは、気の遠くなるような作業だなぁ。
★シンガポールで買った食材達。
★珍しい楽器たちに遭遇
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