◆◆◆2000年 1月20日 ◆◆◆

★チャーターこぼれ話

この写真は、前日の撮影

★満月だった。

偶然にも、この日は、満月だった。チャーターの日程は、主に、楽団のスケジュールの合間を縫って決められる。

ガムラン・メンバー達は、複数のグループに属していることが多い。メインのメンバーが他の定期公演で演奏する曜日には、チャーター公演はできないのである。スケジュールを調整すると、残されたのは、この日だけ。満月だというだけで、なんとなく、ラッキーだという気になる。

当日は、曇り空。昼頃には、雨も少し降ったりした。幸い夜には、雨は降らず、暑くもなく、いい演奏会となった。

  
★ハウマッチ?

このガムランを揃えると、現在は、Rp27,000,000。(約40万円程度)

ゴングが一番高いらしい。もちろん、装飾の良し悪しでも、値段はだいぶ変わるとのこと。しかし、ガムランの奏者は、派手な楽器が大好きだ。

弾いているだけで、カッコ良く見えるもんな・・・。ちなみに、バロンは、Rp14,000,000。「インテリアに、一つ買わないか?」と売り込まれたが、丁重にお断りした。

 
★演奏者がくつろぐ様子。

とりあえず、場所があると、どこにでも座り込み、タバコを吸いながらビチャラビチャラ。スタッフがくつろぐはずの部屋には、バロンが鎮座しているため、スペースが足りなかったのだ。しかし、冷房があるわけでもなく、ファンだけの狭い部屋より、外でのんびりする方が気持ちいい。

★小判鮫たち

やはりいました、チャーター小判鮫。全く知らない日本人が、来ています。しかも、招待したお客様に続いて入ってきて、挨拶もなしに、ゲスト席に座ってしまう。うーむ。失礼極まりない。

わたしは、招待客の知り合いかと思っていたが、どうもそうではないようで、招待客の友人を装い、一緒に入ってくるという、まさに小判鮫。チャーターがあることは、ごく親しい友人にしか話していないので、楽団のスタッフかなんかに招待されたのかもしれないが、チャーター公演を見たいのであれば、おみやげを持ってくるとか、心ばかりの寸志を払うとかして、主催者に挨拶するのが礼儀じゃないかと思う。

「楽団のスタッフから紹介された、○○という者ですが、今日の公演を拝見させて頂いてもいいでしょうか?」くらい、言えるだろう。しかも、ゲストよりいい席に座ってはいけない。

奴等は、ゲストより中央に座り、録音もしていたみたいだけれど、それは、泥棒と一緒である。途中で、「踊り子の通る道を空けてくれ」と頼むと、奴等はやっと、自分達が招かれていないことに気づき、端に移ったが、そのときも、挨拶一つない。もし、挨拶もしないで、チャーター公演を見たいなら、地元ギャラリーと同じく、地べたに座って、後ろの方で遠慮しながら見るべきではないのか?次回からは、招待もしていないのに、挨拶も無しに入って来て、ゲスト席に座る奴等がいたら、お断りすることにしよう。私は、頭にきている。

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