◆◆◆２０００年　１月２０日　◆◆◆

★突然ですが、チャーター公演＠オジャラ邸 【その２】

	★ＪＡＵＫ　ＫＥＲＡＳ 小柄な踊り手であるが、衣装と面を付けると迫力のある舞を披露してくれた。彼は自分の出番が済むと、さっさと着替えを済ませ、次の会場へと向かっていった。 売れっ子の踊り手は、一日にいくつもの会場で演ずるのである。 今日は満月なので、あちこちで公演があるのだ。
	★ＢＡＬＯＮＧ バロンがトラックで運ばれると、子供達が大勢で追いかけてくる。そして、部屋に収納されたバロンがまだちゃんとあるかどうか、何度も、何度も、見に来るのである。 我々は、バロンは、遠慮しようとも思ったのだが、有名な踊り手がいるとのことで、演目に入れることにした。踊り手の数は、公演料に反映されるので、猿やその他の魔物たちは、ご遠慮頂いたが、さすがに、バロン・コンテスト優勝者だけのことはあって、素晴らしい踊り。ギャラも一番高いけど。 私は、この頃は、ゲストにビールを配ったりして、結構忙しかったのが何とも残念だ。今度は、ビール配りのスタッフも確保しておこう。
	★ＬＥＧＯＮＧ　ＬＡＳＥＭ やはり、目玉は、大好きなレゴンダンス。スマルプグリンガンの、軟らかい音色は、この曲をより素晴らしくする。 冷えたビールを飲みながら、好きな舞を見るというのは、なんとも贅沢である。しかし、デンパサール・スタイルだったのが残念だ。レゴンはやっぱりプリアタン・スタイルじゃなくちゃね。次回は、プリアタンスタイルの楽団を呼ぼうっと。 ちなみに、今回の衣装は、借り物らしい。この楽団は、楽器やバロンは所有しているが、踊り子と、その衣装は、これから少しづつ揃えてゆくのだそうだ。

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