******** 2003 年購入 ********

オジャラは、新しい布を手に入れた。理由は、最近油絵を始めたのだが、
ヌードモデルの下や、背景に布地を入れたいというのがその動機である。

であるからして、今回選んだ柄は、腰に巻くというよりは、
絵にしたときにどうかとか、色的にどうかとか、
肌色との相性はどうかとか、そんなことに重点が置かれているのであった。

型押しのパギソレバティック。妙に、柄がビビットで、線もクッキリなので、
『機械印刷じゃないのか?』と尋ねると、『これは、チャップを使ったバティックだけれども、
職人(トカン)の腕が、メチャクチャいい』のだそうだ。
なるほどぉ。日本でもそういうことはあるもんなあ。

とりあえず、今までは、ゼッタイに買うことの無かった柄ではあるが、
布のコントラストがいいのでゲット決定となる。型押しオンリーは安くていいわぁ。

このこたちは、布の保存状態が悪くて、激安で手に入れた品。
型押しのように見えるが手書きである。
手書きであっても、模様が大きいと安いし、模様がヘタだと安い。

工房が自転車操業で、布を早く現金化したければ安いし、
職人が沢山いる工房の品だと、いい作品でも安い。
だから、価格は品質と関係なく、メチャクチャに設定されている。

どちらにしても、ボロボロに破けた個所のある布であっても、モデルの下に敷く程度なら、
何ら問題がないのである。安ければウレシイ。