◆◆◆ 051 サリアピ 陶芸工房紹介 ◆◆◆

セニワティに参加しているアーティストのスーザンが、
バリ島で、陶芸工房を開いているというので、取材に行ってみた。

Rica’s Barに来る人は、UBUDで何かに挑戦したいという人が多い(はずだ。)
であるからして、陶芸をやってみたかったという人も、必ずいる(はずだ。)
そうして、彼女の作品に触れたアタシは想像以上に素晴らしいことに驚いてしまうのだった。

Sari Api Studio
Jalan Suweta 176
Bentuyung , Ubud Bali Indonesia
TEL 0361-977917
e-mail sariapi@indo.net.id

https://www.facebook.com/SariApiCeramics

サリアピ工房へのコンタクトはFACEBOOK経由でもできます。

◆◆◆ 若かりし頃のスーザン ◆◆◆

確か、スゥエーデン出身とか言っていたような気がする。

とりあえず、フランスとか、イタリアとか、イギリスではない、ヨーロッパ系。(どうも、それ以外の国は、差を感じないので、覚えられないオジャラ)

弟さんのお嫁さんは、日本人なのだそうだ。

『リカ、モチは家で作れるのか?』とか、

『ウブドで一番旨い寿司屋はどこか?』など、

親日家外国人系の質問が続く。

ちなみに、餅は、日本食のレストランで、自家製で作らせていることが多く、店で買うのがベストだとオススメしておいた。

(つきがイマイチ足りないという気は毎回しているが、無いよりはいい。)

◆◆◆ 彼女の陶芸工房 ◆◆◆

オーブンの大きさを明確にするために、オーブンの前に立ってもらったところ。

陶芸かぁ。アタシも、3 度ほど、日本でチャレンジしたことがある。バリで作っても、日本に持って帰るのが大変だと、ちと考える。

何故なら、絵や布の量が膨大で、これ以上は考えたくないというのが本音だからである。

それでも、バリで、真っ当な陶芸ができるのであれば、長期滞在したいという人がいるかなと思って、ご紹介しようと思う。

なんといっても、このオーブンが、彼女の一番の自慢なのだ。

そして、オジャラは、この工房をスタートするまでの苦労話を延々と聞かされなければならなかった。

◆◆◆ ショップもある ◆◆◆

工房は、足がないと、自力では行けない場所にあるのだが、彼女の作品を販売している店は、ハノマン通りの、ラヤ通りから歩ける場所にあるので、陶芸までしたくはないが、彼女の作品を見てみたいという方には、超便利である。

ワルンを兼ねたショップでは、彼女の食器を使って、ケーキやお食事が楽しめるので、まず、チョバして、購入を決定できるというのが、素晴らしい。(彼女は頭がいいぜ。)

何故なら、食器というのは、食べ物を乗せてみて、初めて、本当の価値を知ることができるからである。

そうして、この、カワイイコーヒーカップや、小さいカップ(エスプレッソ用)青い壺などが、どうしても欲しいと思うオジャラ。

女の人生は、物欲に支配されている。

それでも、持ち帰れないので、買わないことにする。立派でした。

そして、セコイのだが、スーザンに、作品を絵に入れたいから、『壺を貸してくれ』などと、頼んだりするのだった。たはははは。(貧)

余談だが、オジャラの電子本『ぶうげんびりあ&素描(全二冊CD-ROM版)』も、この陶器類の隣の雑貨コーナーに置かせて頂くことになった。ありがとう、スーザン。

◆◆◆ スーザンと、作品たち ◆◆◆

ワルン&ショップの一角は、ちょっとした陶芸ギャラリー兼販売スペースとなっていて、手にとって、作品を確認できるのが嬉しい。

作家モノなのに、バリ島価格で、お値段も有難い。
次にワルンに行ったら、写真中央辺りにある、目をつけていたコーヒーカップは、全部売り切れてしまっていた。

当然だろう。価値が解る人には、安いのだ。
日本で買ったり、バリの有名陶器ショップなどよりも、断然安いからである。

この前紹介した、オジャラ家アロマセットの低温で焼いた、ボロイ素焼き陶器とは、訳が違うのだ。

彼女のちゃんとした作品の写真を見たアタシは、『昔は、スゴイの作っていたわね』などと、チクリと、嫌な事を言う。

そうすると、スーザンは、バリ島での陶芸苦労話を、また延々と続けるのであった。

はぁ。アタシも、銅版画で苦労しているから、まあ、解らなくも無い。オジャラよ、人のことを『チクリ』と言う前に、自分でも問題をクリアーし、自力で乗り切ったらどうだ。(中断→反省)

◆◆◆ ご主人は木彫り職人 ◆◆◆

サリアピ工房では、陶芸のワークショップのほか、レンタルスタジオ、木彫りの一日体験など、アートな時間が楽しめる。

UBUDから歩くのは辛いが、UBUD内無料送迎があるので、

その点は、安心である。

日本語のスタッフはいないが、有料で、通訳も雇えると言っていた。(外国で何かをしようというのに、言葉が喋れないアナタにも問題はあるから、ちと高くてもしかたがないだろう。)

ガイドブックなどに載っている、お高いカルチャー施設では、もう、楽しめないと思う方は、試してみる価値はある。

もう出来ているカップに、色をつけるだけで、何十ドルも取られて、あげくに、同系列の土産物屋で、質の悪い土産物も押し付けられて、買わされたり、信じられないほどまずくて高いレストランに連れて行かれたりするよりは、ヨッポど、創造的で、アットホームな時間が過ごせるに違いない。

(そういう、嫌な場所を経験している人は、多いだろう。たはははは。)

ということで、もっと詳しく知りたい方は、サリアピホームページを見て、更に、UBUD初心者バイブルの、『UBUDに長期滞在して、陶芸三昧してみたい』を熟読しよう。

オジャラよ。こんな記事を書いている間に、油絵を仕上げたらどうなんだ。

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