◆◆◆ 035 祝 ガルンガン&クニンガン ベンジョール風景 ◆◆◆

◆◆◆ サヤンの、フォーシーズンズの前辺り ◆◆◆

この辺りは、道幅も広くなくて、ホテルが村に払う金などで、村が儲かっているのか、ベンジョールが重なるように並び、美しい。

ベンジョール一つみても、村の経済状態、その家の経済状態、その家の、神様への心遣いなどが解ってしまう。

そういう意味では、ベンジョールは、バリ経済の指標ともいえる。

◆◆◆ いやーん。超豪華版 ◆◆◆

ベンジョールは、ガルンガンの一週間前当たりから、準備される。だいたい、竹ざおを買ってきて、家の人(主にイブ)が、デコレーションし、パパが、地面に穴をあけたりして、玄関前に、立てるのが普通である。

このベンジョールは、ニュークニンから、サヤンに出る、裏道のライスフィールドの美しい村での光景。

ここは、田舎なのに、儲かっているのか、見栄っ張りなのか、ベンジョールが皆さん豪華なのだった。

オジャラは、撮影のために、わざわざ、遠回りして、ここを通ることにする。

UBUD中にベンジョールが立てられるのだが、美しい場所というのは、限られているからである。

上の方に、黄色と、白の旗も取り付けられ、風はためくのであった。

◆◆◆ ここの村のベンジョールは、 ◆◆◆

どこのも豪華で、美しい。

別に、ベンジョールに金を払ったからといって、客が来てくれるというものでもない。

この、デコレーション一つ一つに、意味があるのだそうだ。

きっと、家内安全とか、恋愛成就とか、千客万来とか、そういうやつだろう。

根元の方には、トゲトゲした葉や、ココナツの実なども飾られる。

ベンジョールの横には、小さいお供えを置く台が供えられ、黄色い布を巻かれている。

正面の家には、傘もある。

神様がおりてくるので、雨に濡れないようにしているのである。

そうして、今年のガルンガン、クニンガンも、何事もなかったかのように、終わってゆき、また、いつものバリに戻るのであった。

◆◆◆ おまけ★ショット ◆◆◆

ガソリンスタンドでの風景。
リポデー嬢に替わり、今日は、うずらの卵が売られていた。
どうやら、ゆでてあるらしい。

一袋500とか、1000ルピアなのだと思う。
買っている客は見たことが無い。ウチのオットに、写真を撮るなら買うように言われたのに、アタシは、食べる気はせず、買わないことにする。

卵売りオヤジが、写真撮影を拒否したので、ガソリンスタンドの兄ちゃんが、カメラ目線。

右の下向いているお兄ちゃんは、後ろの手で、ガソリンを入れていたのだが、アタシがシャッターを押している間に、ガソリンはマンタンになり、ガソリンは、無常にも、ドボドボとこぼれてしまったのであった・・・・。

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