◆◆◆ 027 ギャニャール特集 ◆◆◆

ちと、所要ありて、ギャニャールへ。
景色のいいレストランかなんかで、昼メシを食べようと思っていたのだが、ギャニャールにそんなものはない。
ウロウロとしていると、『ミーアヤム』の看板がぁぁぁっ。
ミー好きのオットは、たまらずに、駆け込んでしまう。

◆◆◆ ミー アヤム(ジャカルタ味のラーメン) ◆◆◆

ミーアヤムといえば、ミーアヤムジャカルタ。

ミーアヤムジャカルタといえば、鶏のそぼろ肉入り、汁そば。

ラーメンのような麺が、小さな椀に入ってくる。湯飲み位の茶碗に、濃い目のスープは別にでてきて、麺の椀に入れて、汁と混ぜて頂く。

野菜、パンシット(ワンタン)、ジャムール(キノコ類)などが、お好みでトッピングできる。

汁は、通常あまり味がないか、塩味なので、サンバルや酢を入れて、味を調整するのが、勝利への道である。

この店は、右がミーアヤム、左がバッソの店。

中央は塀で仕切られているのだが、奥はつながっている。中には、ラーメン屋のような、汚いテーブルと椅子が並んでおり、座って食べられるのがいい。

奥は、第二の厨房になっていて、野菜を仕込んだり、冷えたジュースとか、コーラ、ミカンの絞り汁なんかを置いてある。

◆◆◆ サンバルもケチャップもタップシ ◆◆◆

とりあえず、目の前にある調味料を全部、タップシ入れるのが、バリ人流。もう、入れないと損するんじゃないかという勢いだ。

王冠は、あけずに、王冠に、キリなどで直接穴を空けるのが正しい使い方。

テーブルの上には、クルプック、カゴ、ティッシュ、ケチャップアシンとマニス、酢、楊枝などが置かれている。調味料が大瓶ごと置かれているのを見ると、結構流行っている店のようだ。

ザルの中身は、テンプラと、厚揚げ。オジャラは、厚揚げを一個食べる。500ルピア。店なのに、屋台並のお値段だ。

こちらは、ミーアヤムの屋台。

各種調味料類と、麺を茹でる大鍋。

下には、油類(動物から取った、自家製のラードだと思う)、赤いのは、マルタバ屋台でも紹介した、灯油コンロの火力を調整するタンク。こちらの人は、圧倒的に動物のたんぱく質が不足しているので、脂ぎった食べモノは、好まれる。体が求めるのだと思う。

◆◆◆ ミカンもタップシ ◆◆◆

店の兄ちゃんが、一個くれるというので、
オジャラは、頂く事にする。

バリ人がモノをタダでくれるのは珍しいからだ。断ってはいけない。

このミカン、味は甘くてジューシーなのだが、たっ、種がぁぁぁっ。

小さいミカンを、大量に口に放り込んでしまったオジャラは、かなり後悔するのであった。

ちなみに、このミカンは、絞り器で、手で絞って、店内で飲むことが出来ます。2000ルピア。

ここは、激安いっす。UBUDでは、この値段の店、もう、屋台しかありませんね。

◆◆◆ 肝心のミーアヤムの写真を撮り忘れてしまう ◆◆◆

ファンのみなさんゴメンなさい。
写真の事を思い出したのは、もう食べ終わった後でした。
味っすよね。

ここのはちと甘いっす。
甘いというのはどういう意味かというと、砂糖を混ぜて、味を誤魔化しているということです。

オット曰く、麺汁は、ダシが命。
バリの味覚というのは、基本的には、調味料(コショウ、塩、砂糖)の味付けなんです。

ですから、ダシを取るとか、旨みを引き出すという料理は余り無いっすね。

味覚が致命的に違うので、まあ、同じレベルを望むことそのものが間違っているように思います。

甘い味というのは、まあ、食べやすいとは思いますね。大量に売れると、どうしてもダシが足りなくなりますから、砂糖でもブチ込んでいるのだと思います。

あ、でも、売れてないミーの店と比較したら、売れてる店の方が、安心できます。売れてないミーの店は、値段が高くても、麺も、肉も、汁もすべて心配っす。体調を崩してしまいやすい方にはオススメしませんので念のため。

どこにあるのか?

うーむ。メインストリートからはずれていたので、イマイチ覚えてないんっすけど。ま、ミーアヤムの看板を見たら、とりあえず、要チェックっす。

◆◆◆ 巨大スタジアム、建築中 ◆◆◆

通りがかりに、大きな建物を発見。ドラちゃんに聞くと、サッカースタジアムを作っているのだそうだ。
こんなにサッカー弱いのになあ。
しかも、どこが来るのかなあ。スラバヤ辺りのチームとやるのかなあ?

まさか、UBUDのチームと、ギャニャールのチームが試合するために、
こんな大掛かりなスタジアムを作っているワケじゃないよねー??

ま、いいか。タイガーカップ位はくるかもしれないもんなあ。え?何の事か解らない?
そういう方は、さらりと聞き流しましょう。どうせ大した話じゃありませんから。

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