◆◆◆ 020 またウパチャラっすか?? ◆◆◆
ニュークニンを練り歩く、楽団の音・・・・。
しっ、しかし、今日は、女たちの歌声も聞こえてくるのだった。
◆◆◆ 歌声に騙されて ◆◆◆
カメラを持って、外に走る。
ウチは、外までメチャメチャ遠いので、行進は、もう、後ろの方になってしまっていた。
今日は、それぞれ、デザインの違う飾り物をアタマに乗せて、めかしこんだイブ達が、並んで歩いている。
◆◆◆ 白い布を、何人かで持つ ◆◆◆
何か、絵とか描いてあるのかもしれない。
とりあえず、イブ達は、恥ずかしそうに歌を歌いながら、行進を進めてゆく。
まるで、オリンピックの開会式みたいっすね。
そうすると、突然、傘の担当の人たちになる。
傘は重いので、親父達の担当だ。
傘があるときには、だいたい、近くに神様がいると決まっているのだが、どうなんだろう?
カメラの窓から行列を見ているので、細かい所までは、確認できないのだった。
◆◆◆ おおっ、これが神様!! ◆◆◆
神様担当のイブは、白い服を着てる。神様関係の行事の時には、服は白か黄色と決められているみたいっす。そして、アタマに、神様の人形。
この行列の中で、神様を頭に乗せたイブは、4−5人位確認しました。
それぞれの神様には、モチロン、意味があり、それぞれに、その神様が守る方角に祭られるという感じなんじゃないかと思います。あ、アタシ、プラまで行ったりはしないので、ホントのところは知りません。昔は聞いたりしたんですけど、半分も意味が解らないうえに、忘れちゃうんもんですから・・・。
神様がイロイロいるという部分は、日本とか、ギリシャの神などに似ていなくもありません。日本にも、イロイロな神様がいるみたいだからなあ。(忘)
◆◆◆ そして、一番後ろは、楽団隊 ◆◆◆
村人でも、楽器ができる人は、楽器担当になります。ですから、他の肉体労働は、免除ということになるのです。そのかわり、半日とか、一日とか、ずーっと弾きっ放しってことはありますね。
村の仕事で疲れたくない人は、楽器の練習を一生懸命やるという構図が産まれてきます。
それにしても、ニュークニンの楽団って、なんでこんなに下手なんだぁぁぁっ。
しかも、メロディーがないので、なんか、気が抜けちゃうんですよね。あの、アメリカのパレードみたいな、華やかさが無いっすね。しかも、奏者はもう、バテバテっす。
◆◆◆ ゴン担当は二人組み ◆◆◆
このゴンは、まあ、中型ですね。プリアタンとか、パダンテガルなどには、もっと大きいゴンもありますけど、移動しながら演奏するには、この程度が限界かもしれません。
なんといっても、今日は、この方達、四回も、ニュークニンを回っていましたからね。
四回っすよ!!!
お陰様で、写真もバッチシ撮影できました。たはっ。
◆◆◆ 神様の行列は去ってゆく ◆◆◆
そうして、炎天下の中、寺院と、バンジャールとの間を、何度も回り、神様の行進は、やっと終了。
村人たちは、開放されたのでした。
うーむ。
アタシと同じ位、皆さん暇だと、思ってしまったりしますけど、彼らには、大切な行事なんっす。
ですから、暇ってワケじゃないんだよね、きっと・・・。
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