◆◆◆ 016 オジャラ 待望のバティック体験か? ◆◆◆
しかし、『?』印がついているからね。うふふ。

 

◆◆◆ ろうそくを溶かす灯油の台と鍋 ◆◆◆

なんとなく、お弁当用の小さいテンプラ鍋を思い出す。小さい灯油のコンロで、小さい鍋にロウを入れて溶かす。

その他の道具は、まだイマイチよくわからない。

とりあえず、下絵を描いた布に、ロウを引いてゆくときにこの道具達は使われるようである。

◆◆◆ バーバラさん ◆◆◆

薄暗い中で、更に黒いサングラスをかけて、作業を進めるバーバラさん。

うーむ。何でだろう?

このあと加熱処理して、色が飛ばないようにするはずなのだが、『色は、塗った時と比較して、多少変化するし、それはとても不満だ』と、アタシに文句を言い始める。バりにいる人は、よく愚痴る。まあいい。

製作過程の不満は、誰かに聞いてもらうと、多少発散できるからである。それに、アタシには、彼女の英語は40%位しか解らないからだ。ムリをしてはいけない。

布のデザインもバーバラさん作。やはり、バリ人のバティックとは違って、模様は洗練されている。

バティック布は、バリ島滞在中に集中して作られて、アメリカの自宅で販売しているとのこと。バリでは買えないというのが、ちょっと残念。でも、バリで売っても、買い叩かれますからねー。当然といえば当然っすね。

儲けは100%自分のポケマネだからなあ。いいなあ。

◆◆◆ エメラルドグリーンに黒 ◆◆◆

この白い部分も、全部黒に塗るみたいだった。

白い部分も半分位残したほうが、オシャレなんじゃないかと思うけどなあ。

まあいいや。人の作品だし。
白い部分が残っていると、後で布にシミが出来たりするかもしれないしな。

安い布だもんなあ。

下絵は、水溶性マジックで布に直接描いています。バリ人は、エンピツで描くみたいですけど、エンピツだと、水で洗っても落ちない事あるんっすよね。水性ペンの、黄色とか水色を使ってました。

この水溶性マジックというのをまず探さないとな・・・・。

◆◆◆ 染料 ◆◆◆

ペットボトルの容器なども使われている。

小さい桶が、なんかカワイイ。

フロ屋の洗面器みたい。

染料の粉はお湯で溶かすといっていた。

そうであろう。その辺りも一回教えてもらえば、家でも作れるかもしれないな。うん。

スペース的な問題と、色数の問題というのは、確かにあることはあるのだが・・・。

通った方が安かったりもするのがバリなのよねーっ。

◆◆◆ センセの作品 ◆◆◆

最近流行っているのが、この仏様のようなバティック作品。

アタシ的に言わせてもらうと、サロンとしてみたときに、縦に模様があるのは、致命的なのである。

腰巻としては、使えないっす。

でも、日本人に良く売れているらしいっす。

そして、売れたという噂が流れると、近所の人も一斉に同じ柄を作り始めるのがバリなので、あちこちで見かけるようになり、また売れるということになるのですが、お客さんの方は、一年位で飽きてしまうのでした。

まあ、アメリカ人が買うとも思えないもんなあ。
家に飾るのかなあ?(謎)

しかしながら、ここは場所が悪い(UBUDから遠い)ので実際には、買いに来る人も少ないだろうなあ。

店には、手描きバティックのストックが沢山あります。

◆ ジョージさんデザイン、バーバラさん彩色 ◆

ジョージさんというのは、セニワティに時々来る、バティックのデザイナー。(時々というのは、一年に一回位)

セニワティのヌードデッサンも、もちろん、バティック布に描くのが特徴っす。

そんで、前からバティックに興味のあったオジャラは、ジョージさんが制作活動をしている工房に、取材に伺ったのでした。この日は、ジョージさんは、デンパサールに布を買いに行っていたため、お会いできませんでしたが、彼女の作品も一枚パチリ。

白い部分やぼかしの模様が美しいっす。遠目でもキレイっすね。ハート型の葉っぱの模様も、カワイイっす。

オジャラは、こちらの、『サヤンの工房』の他、ツブサヤや、UBUD辺りのバティックの工房なども、チョロチョロと見に行ったりしたのでした。理由は、この場所はちと遠いから、通うのが面倒だからでした。でも、近い場所は、狭いのに、お値段も高いのが難よねーっ。はあ。

まずは下絵よねーっ。

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