◆◆◆ 001 新春、おとそを頂きに外食 ◆◆◆

◆◆◆ 酒が飲める店といえば、ここしかない ◆◆◆

正月位酒を飲もうと、漁師に繰り出す。

正月から、雨続きだったが、食い意地には勝てず、雨の合い間に出発する。

店に到着すると、すぐに豪雨になったのだった。

ここは、雨が降っても、ガラス張りの店内が明るくて快適だ。

しかし、豪雨の様子も、よく見えてしまうのだった。帰りが不安っす。

◆◆◆ お馴染の酒蔵 ◆◆◆

うーん、どれにしようかなぁ。

漁師の人は、酒をどうやって仕入れているんだろう。

まさか、客に持ってきてもらっているというワケでも無いだろう。

ああ、知りたいっす。いくらで買えるんだろう。

ここに来ると、酒を飲みすぎてイカンね。たはっ。

 

◆◆◆ お馴染の酒蔵 ◆◆◆

まず、ツマミに、マグロを頼む。3切れ1万ルピア。価格は、グルグル廻るおすし屋さん程度である。しかし、ショーケースで見た程、旨くはないのでガッカリする。

そんなところに、ネズミ出現。
チョロチョロしている奴を見ると、小ネズミだったにも関わらず、お運び嬢は、大声で騒ぎ始める。大声出したからといって、彼女がかわいく見えるというワケでもない。客の目はクールである。
ネズミっ子は、酒用の冷蔵庫の下に隠れていたのだが、冷房が効きすぎて、寒さでガチガチになっていた。

店員は、ハエタタキと、土産物用のプラスチックのケースでネズミを捕獲。厨房でタタキ殺していた。ゴキブリと同等の扱いである。あの、土産物用のプラスチックケース、洗って使ったりはしないよね・・・。ちょっと心配。

板さんは、『正月早々、ご迷惑をおかけして・・・』などと詫びを入れてきた。バリで、店員さんが客に謝るというのは、メチャメチャ珍しい事である。カビ臭いケーキを出しておいて、『シロップだ』などと言い張るベベブンギルよりは、社員教育は行き届いているようだ。

◆◆◆ 白身魚も頼んでみる ◆◆◆

手前のイカのような品が、バターフィッシュ。油が乗っていて、マグロよりは旨かった。

(注)メチャクチャ旨いというワケではないので、注意してください。

写真奥の黄色い、餃子のような品は、『ガリ』。

自家製で、歯ざわりがザシザシなのが特徴である。
こちらの生姜は、マジ、味が強烈っす。

しかも、スジがイッパイ入っていて、日本のガリのように、
ツルンとした口当たりじゃありません。

まあ、タダだからいいか。

◆◆◆ そして、餅 ◆◆◆

正月だから、餅位食べようと思って、オーダーする。生モチも、二個お土産にした。
しかし、二個で15000ルピアかぁ。4個で3万ルピアだったら、コスモで10個67000ルピアを買った方が安かったな・・・などと、結局金の計算をしてしまう。

まあいいか。もう、買ってしまったことだし、正月からクヨクヨしても仕方がない。
酒も飲んだことだしさ、パーっと行こうっ。

そして、小雨になった帰り道を、ホロ酔い気分で帰宅する。
自宅前の駐車場で、腐りかけたコケでスリップして、夫婦して足を打撲してしまう。

正月から前途多難、波乱万丈の予感。今年も楽しみっす。

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