◆◆◆ 084 シンガポールの旅 その3 ◆◆◆

12月 1日

◆◆◆ スケッチブックとタイプ用紙 ◆◆◆

絵も描こうと思って、文具店で買ったスケッチブックと、タイプ用紙。

色を塗りたい作品は、スケッチブックに、タイプ用紙には、ペンで描く。

しかし、オジャラは、今回の旅は、ちと忙しくてあまり絵が描けなかった。

何が忙しかったかですか?とてもホームページには書けません。はは。

◆◆◆ ペキンダックを頂く ◆◆◆

日本では、輸入アヒルが制限されて、食べられなくなっているペキンダック。シンガポールでは、ランチで一人S$10ドルの大特価。
オットは、『ペキンダックを、まだ食べた事がない』などと言い出し、急遽食べる事に決定した。

おおっ。パリパリとした食感、甘いタレが口の中に広がる。
このあと、点心なども食べまくった。堪能堪能。

会計のときに、『今、日本では、ダックの輸入が制限されていて、ペキンダックが食べられないから、値段が高騰しているのよ』と姉ちゃんに教えてあげた。彼女は、いくらなのか聞いてきたので、『たぶん、最低でもS$100位じゃないか』と答えると、ビックリしていたのだった。今ごろ、この店の店員さん全員に言いふらしているに違いない。

◆◆◆ 有名人のサイン会?? ◆◆◆

部屋でくつろいでいると、前のビルから、マイクの騒々しい声が聞こえてくる。ちと覗くと、人だかり。
おおっ、何かやってるねー。

アタシ達の滞在する宿は、オーチャードロードに面している好立地。オーチャードといえば、日本の、ギンザと、渋谷と新宿を合わせたような商業施設街だ。
シンガポール人は、ここに集うほか道はない。

平日の昼間だというのに、イロイロな人種の人が、ブラブラと道を歩いている。『奴等は、毎日何してるんだろうね?仕事はどうなんだ?』などと、オットはアタシに語りかけるが、アタシ達に人をどうこう言える資格はないだろう。オットよ、その辺をよく考えろ。そんなこんなで、タダのイベントは、いつも、ヒマな奴等で、黒山の人だかりなのだった。

◆◆◆ ジパングという発泡酒 ◆◆◆

店内のポスターには、『日本でも飲まれている輸出クオリティの発泡酒だ』などと書いてある。
『どれどれ、飲んでみよう。』
スッキリとした口当たりで、甘くは無く、寿司には合う。
追加をオーダーすると、品切れだった。

品切れには、インドネシアで慣れている。結局、店にある日本酒を片っ端から品切れにさせてしまう事態となった。(単に、在庫の数が少ないだけっす。)

他の酒に映ってしまえば、味の記憶など虚しいものである。さっきは『美味しかった』と語り合った発泡酒を『日本で発泡酒が流行っているとは到底思えないよね。どんなに頑張ったって、売れているはずが無い。』などと、ボロクソにけなしながら、久々の寿司の幸せを噛みしめる夫婦なのであった。

◆◆◆ こっちは、キティ劇 ◆◆◆

デパチカの吹き抜けは、クリスマスプレゼント用のオモチャ売り場と化し、ここにも特設ステージが建てられている。巨大モニターにも劇の様子は映されているが、実物と大差ない映像。意味があるのかどうかは解らない。

しかし、オモチャ売り場を欲張って作ったため、折角の劇を子供達が見るスペースが無いのである。みんな、遠くからボンヤリと見ているだけで、キティの声もよく聞こえない。

別なデパートの『カルトンネットワーク劇』圧勝。キティよ、アメリカアニメに負けるなよ。こんなことで負けては、他の分野で勝てるはずも無いだろう。日本人ガンバレ!などと、自分は何もしていないくせに、キティにエールを送るのであった。

◆◆◆ 新婚さんイッテラッシャイ ◆◆◆

我等が滞在しているホテルは、新婚カップル御用達らしい。
毎日2-3台のバラの花束をつけた車が停まっている。うーん、羨ましいぜ。これに乗っていると、一発で新婚さんとバレてしまう。しかし、これに乗るのは、かなり恥ずかしいぞ。

アメリカみたいに、新婚さんへの冷やかしで、ケチャップや、生卵を投げられたりしないのがシンガポールの良い所だ。

あくまでも、町は清潔に。ゴミを散らかしたり、ツバを吐くと罰金。ヨゴレは、すべて排除。関税は無税。シンガポール政府の戦略は、国民を手なずけるのに、かなり成功している。

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