◆◆◆ 068 フルーツの繁殖レポート ◆◆◆

◆◆◆ パパイヤ ◆◆◆

こんなに一気に、しかも沢山成ってしまうのだ。
以前、ミニパサで、5000ルピアで購入した大きなパパイヤ。
その時は、ちと高いとも思ったが、この木に成る様子を見ると、ますます高く感じてくる。
このパパイヤは、我が家の駐車場脇に自生したものなので、我が家に所有権がある。

パパイヤは、熟すと、実がとても柔らかくなり、食べ甲斐があるので、鳥が沢山集まっては食べて行く。

そして、あちこちに、フンと一緒に種を撒き散らすのだが、それが、かなりの確立で発芽するのである。

しかも、パパイヤはバリの雑草などよりも成長が早く、どの草よりも早く大きな葉を広げて、どんどん大きくなって行くのだ。

放射線状に広がった、パパイヤの葉を見ると、八手の葉を思い出す。あれって、日本のトイレの脇とかによく生えているのよね。そういえば、お隣のパパイヤも、ウチのトイレ横に生えていて、時々、収穫に失敗して、ウチに落ちてくるもんなー。はは。いつもごちそうさま。

◆◆◆ よく解らない椰子系の実 ◆◆◆

この植物は、大家さん宅の入り口付近にある。たわわに実ったこのオレンジの物体、食べられるのか?

バリの人が、食べられない植物を、敷地内に植えるはずが無い。大家さんに確認すると、やはり、食べられるのだそうだ。

中は、やっぱり、液体状なのか?
ココナツのような白い実なのだろうか?
うーん知りたい。

しかし、この植物は、もう、実がたわわな状態で、4ヶ月以上も経っているんだけどなー。収穫はいつするんだろう?
謎だらけである。

しかし、食べられるとなると、一気に収穫し、近所にタダで配布したりして、恩を売っておく。タダの物は、気前よくあげる。これが、バリ流の友達なのだ。

◆◆◆ 大家さん宅の前にある、ナンカの木 ◆◆◆

大家さん宅には、ナンカの木が沢山ある。ウチの前にも大きい木が3本もある。
ナンカは、一年に3回位の頻度で、たっくさん実をつけてしまう。そして、半分以上は、小さいうちにカビがはえてしまい、ボトボトと落ちては、ゴミになる。
しかも、残った実が、こんなに大量なのだ。
ナンカの実は、熟れると甘くなり、そのまま食べられるのだが、バリ人は、硬いナンカの実も、煮物にしたりして、食べるのが大好きだ。

我が家にも、食い詰めて、金欠になった近所のジジババが、大家さんにミンタして、ナンカを収穫にやってくる。
ナンカの木は、5-8メートルもあるのであるが、奴等は、命綱無しに木の上に登り、更に竹竿に取り付けた小刀で、ナンカを切り落とすのだ。

しかしねー、アタシ的には面識ない人なのよね。刃物剥き出しで人のうちの敷地内に入ってこられると、驚くのよね。(普通っす。)

◆◆◆ 我が家のマンゴー達 ◆◆◆

おおっ、たわわに実っちょる。
一個2キロ位にはなっている。
しかも、実をつけながら、花も咲いている。

ウチは、ナンカも、パパイヤもあまり食べないのだが、マンゴーは、スーパーで買って、毎日食べているので、自前マンゴーが収穫できると、とても得した気持ちでイッパイになる。

マンゴーは、他のフルーツと比較すると、ちょっとお高いのだ。

◆◆◆ 豊作、豊作 ◆◆◆

バリ人もマンゴーは大好きで、シーズンになると、イロイロな場所で、マンゴーの皮を剥いているイブに遭遇する。

自分の店の前や、店のカウンターの中、あの、パサールで売っている、初回だけはよく切れるナイフで、彼女が剥いているマンゴーは、見事に熟れて、旨そうなのだ。

日本で買ったら、あれは、高いぜなどと思ってしまう。

彼女達は、当然にマンゴーを買ったりしない。

自分の家のランブータンや、マンゴスチン、卵などと交換しているに違いないのだ。

まるで、『始め人間ギャートルズ』状態。
ああ、アタシも古いわぁ。

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