◆◆◆ 032 お供えたちの様子 ◆◆◆
ガルンガンが終わった頃、友人が『果物をあげる』というので、もらいに行った。
そのときの様子を撮影。
◆◆◆ いつものお供え ◆◆◆バナナの葉を4センチ角程度にカットし、ゴハンを乗せて黄色い花ビラのようなものを乗せる。
この家の神様の数だけお供えを作り、あちこちに置いて回るのが、イブ(奥さん)の日課である。
家電製品などにも置くことは多く、テレビや電話が増えるたびに、お供えの数も増えてゆく構造だ。
彼女は、人のことを呼んだくせに、「アタシはマンディするわ」と言って、消えていった。
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◆◆◆ お供えの容器たち ◆◆◆
クニンガン待ちで、暫くの間そこらに置いてあるお供えの皿たち。大きなお祭りでは、全ての皿にフルーツなどが盛られて、寺院と家の中を行ったり来たりするのである。
この皿の立派さでも、金持ちの度合いが解るというもの。この家は、当然に金持ちです。
◆◆◆ お供えの容器たち ◆◆◆
お菓子たち。
大きな缶のフタを開けると、その中にはお米を粉にして乾燥させたお菓子たちが入っている。
食べないんだろうなぁ。きっと。
この家には、2人しか家族がいないしな・・・・。この菓子は美味しいんだろうか?甘いんだろうな・・・などと思いながら撮影。
ちょっと食べる勇気はありませんでした。
◆◆◆ 見たことも無いお供えのたち ◆◆◆
小麦粉を硬くこねて、薄っすらと焼き上げたクッキーのような品。ワタシがお菓子やお供えの容器を撮影しているのがおかしいらしく、奥からこれを出してきた。
これも、神様に供えるもので、色々な意味があるのだそうだ。一個一個はビスケット程度の大きさ。
全部で1万ルピアもすると聞いてちょっとビックリ。
こちらでは、サテカンビンと、グレカンビン(ヤギの串焼きとヤギ肉のカレー)とゴハンがセットで8000ルピアなのだ。
神様にお金がかかるのは、世界共通のようだ。
友人は、いつかこれを作りたいので、写真をプリントしてくれとアタシに頼んでいた。デジカメだから、印刷のクオリティは、良くないんだけどね。ま、いいか。
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