◆◆◆ 023 ガルンガン、総力特集 -2 ◆◆◆
ガルンガンの特集は、ガルンガン2日前に、オジャラがパサールに行って撮影した
写真を元に作成しています。ガルンガン当日のものではありません。
◆ 地下の広場も、ギッシリ ◆
大きな地下の広場でも、露天オババとイブ達の戦いは続く。
どの店の前にも、客が2-3人待ちで、鼻息も荒い状態だ。
脳みそが全開になったイブは、一年に一度とばかり買い捲る。
うーん、バリ人は貧乏とかいってるけど、金あるんじゃん。(爆)
しかしね、最近の物価高で、みなさんビックリしてることだろうなぁ。
◆ サユール嬢 ◆
パギパギにパサールに行くと、ときどき見かける、野菜売りの少女。
家の手伝いなのか、家計を支えているのか、青野菜だけを紙の上に並べ、日銭を稼ぐ。(多分、ベモに乗り、遠くから売りにきているはずだ)
一度、彼女から野菜を買ったら、彼女は、私の顔を覚えていて、目が合うと「サユール」と声を掛けられる。気が弱いアタシは、つい買ってしまうのだ。
私はいつも500ルピアとか、1000ルピア買うのだが、ガルンガンで市場は休みに入る。当分野菜が買えなくなるので、今日は3000ルピア購入した。しかも、なるべく小さい葉の束を購入する。小さい葉の方が柔らかくて旨いからだ。(バリ人は不思議がるのだが・・・)
彼女は、緑野菜をわらで包んで、アタシのバッグに入れてくれる。彼女は、ビニール袋も仕入れずに物を売っているのだ。(貧)
カメラを向けると、下を向いてしまった。こちらの子は、カメラ慣れしていないのだ。
◆ ジャムー・オババ ◆ ジャムーとは、日本の青汁に匹敵するのではないかと思っている。
ガイドブックなどには、薬草やフルーツを混ぜた飲料などと紹介されているようだ。
オババも今日は、正月前の貴重な収入を稼ぐべく、アクアのペットボトルに大量のジャムーを配備。ぬかりは無い。
やはり、驚くべきは、こんな重いものをアタマに乗せて、遠くからべモに乗ってやってくることであろう。
噂では、ジャムーには、痩せる薬入りとか、胸が大きくなるとかいうのもあるらしい。しかし、手前の汚いバケツでグラスを洗うわけだから(想定)、衛生上の問題があって、下痢したりして痩せるのかもしれない。真実は、飲んだ人にしかわからないのである。(私は、飲んだことはありません)
◆ お菓子屋さんも大忙し ◆ バリの女性は、太った人が良いとされているらしい。痩せていると、貧乏だと思われて、恥ずかしいのだそうだ。
女達は、こぞって甘いものを食べて、無理矢理太ろうとしている。
大家さんの奥さんも、まだ28歳位だというのに、ウエスト76位まで太ってしまった。太りたいと言っていた奥さんだったが、最近は痩せるためのエアロビクスに通っている。(1回5000ルピアでマスでやっているらしい。)
なんだかよくわからないけど、とりあえず、甘いものは、正月にはかかせない。ケーキや、蒸しパンは、お供えの中に組み込まれたりして、神様にささげた後、彼女達が食べ尽くす。主に、自分の楽しみの為に買っているとしか思えない。
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