◆◆◆ 022 ガルンガン、総力特集 -1 ◆◆◆
ガルンガンの特集は、ガルンガン2日前に、オジャラがパサールに行って撮影した
写真を元に作成しています。ガルンガン当日のものではありません。
◆ ナシブンクスの山 ◆
たぶん、1個千ルピア。(13円程度)
ガルンガンの買い物をしようと押しかける客達が、小腹を満たすために買うと見込んでの、大量生産だ。
量は、1000ルピアならではの、ほんの少し。
パサールの隅で、立ったまま、手で食べるのが普通。
こんなに大量のブンクスは、見たことがないので、ここ数日間の特別仕込みだと思う。
◆ いつものナシブンクス屋 ◆
今朝の出発は、6時45分。朝早いと、ご飯も山盛りだ。
パサールの横の細道から入った角にある、この露天は、いつも待ち客で一杯。
アタシのような外人が買うのには、何分も待たされてしまう。
だから写真を撮影するだけで、お味は試したことがありません。
(どうしても、ブブル(お粥)を買ってしまうからという理由もあるが。)
◆ お供え売り ◆ 鼻クソをほじりながらというのは、基本中の基本である。
オババどもは、何処にでもタンを吐き、あちこちで鼻クソがほじられる。
パサールに行くと、どの道も、得体の知れぬ汚れた水でドロドロなので、サンダルなどで行ってはいけない。私はバイクで行くこともあり、かならず汚い方のスニーカーで行くことにしている。
このオババは、お供えを作るのは上手い。店頭もキレイに並べて、美しくディスプレイされている。(珍)
折角正装してきたのだから、頭にタオルを巻くのは辞めたらどうだろう?
◆ 果物売り場は、大人気 ◆ この時とばかり、リンゴ売りは、日ごろ売れないリンゴを売りさばく。
こちらのリンゴは、小さくて、ちとお高いのだ。
明日辺りは、1メートル程に積み上げられたフルーツのお供えが、プラに並ぶに違いない。イブ達は、このリンゴを彩りよく配置し、いかに高く積み上げるかを競うのである。
完成したお供えを、アタマに乗せて、プラに行列する姿は、力自慢の大会のよう。デコレーション部門と、力部門に分かれて、村中の女が競い合っているという感じさえする。
◆ テントも張られて ◆ いつもは、通路のこの場所には、ビニールのテントまで張られて、露天オババ共もギッシリと並ぶ。
確かに雨季だもんなぁ。最近雨降ってないけど。
でも、雨降ったら、濡れるだろうなあ。尋常じゃない量だもんな・・・。
オババ共は、正月前のひと稼ぎ。遠くから、べモやトラックでパサールに乗り付けては、空いている場所で営業だ。
いくらか、所場代を払っているらしいが、詳しいことは解らない。
朝早いと、土産物屋は閉まっているので、人の店の屋根の下などで物を売るオババも多い。
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