◆◆◆ 008 燻製に挑戦 - 下準備編 ◆◆◆
◆ チップをGET ◆ 「猿森裏番外地」は、木彫りの工房が沢山ある。ウッドチップを求めて旅に出る。まず、大家さん宅に行くと、大工さんが工事をしていて、木屑が大量にあったので、もらう約束をする。
アタシが、翌日、バケツに「おが屑」(写真上)を集めていると、木彫りのオジジ様が、「これを持ってゆけ」と、固い木の木屑をくれたのであった。(写真下)
サクラの木などあろうはずもなく、とりあえず、毎日炎天下にさらしてチップにする。洗った方がよかったのかしら?
灼熱の太陽は、毎日木の水分を蒸発させてくれて、なかなか順調だ。この国においては、チップ作りは、楽チンである。
彼らは、このような不用品や自宅の果物をくれるときには、とても気前がいいのである。
◆ ピックル液を作る ◆
塩・砂糖・水・酢でピックル液を作る。これに、肉を漬け込むのだ。そして、スパイスも入れろと書いてあったので、行ってきましたパサールへ。
スパイスは、セージや、ナツメグ、シナモンを入れろと書いてあったのだが、セージは見当たらなかった。
左は、ココナツを削る「バリのおろし金」。
まだ『大根おろし』を持っていなかったときに、とりあえず購入していたもの。今回はじめて使うことになった。
ナツメグと、シナモンは、とりあえずこれですりおろす。
ナツメグは、いい香りだ。今まで何で使わなかったんだろう。
◆ 石臼も健在 ◆
ウチは、サンバルを作らないので、コショウミールを買ってからというもの、あまり石臼は使わないのだが、今回、久々に登場した。
パサールのオババからは、いろいろなスパイスを売りつけられてしまう。アタシも、よくわからなかったけど、色々入れるほうが美味しいかと思い、適当に買ってくる。(しかも、かなりボラれていたようだ。)
白い粒がコリアンダー。黒っぽいのは、マスタードに入っているツブツブのようだった。あと、なにやら木屑のようなスパイス。しかし、つぶれるはずが無い。ああ、今度シンガポールに行ったら、コーヒーミールを買おう。
コリアンダーは、つぶすと、殻がたくさん出ちゃうんだけど、どうするんだろ。取り除くのは面倒だしな・・・。
ということで、そのまま入れさせていただきました。全部。
ちょっと入れすぎたかな・・・・。肉一塊なんだけどな。
ここで、じっと待つこと4日。ああ待ち遠しいわぁ。
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