◆・◆・◆1999年9月14日◆・◆・◆

●家探しもいよいよ・・・・・

例の家では昨日の夕方、家族会議が開かれた。バンガローのお兄ちゃんまで呼ばれたらしい。彼は、その足で、我々の意向を確認しに、Chili Cafeに仲介人としてやってきた。

なんと、我々の提示条件丸呑みでオッケーだったらしい。「なかなかイイ人そうだし、日本人だから」というのが決定の要因だったとのことである。個人オーナー恐るべし。そして、契約は今日。契約書が必要な場合にはこちらで作成していいことになった。(日本みたいに、文具店で売っているわけではないのだ)

両替には行かなきゃならないし、何やら急な展開になってきた。

●クタまで両替に

レートのいい「クタ」で両替しようと考えた我々は、アグンくんの車で出発。そして、町を一周し、わりにレートのいいレギャン通りで両替屋を当たる。しかし、レートがいい両替屋には、銭がない。3万円しか両替できないとなると、何度も両替屋をはしごしなければならない。

しかも、Rp10,000札。逆上した也十は、すべての両替店で、両替を拒否し、ベモコーナーの辺りの大きな両替店に行った。「Rp50,000札はあるか」と事前に確認し、大きい札で両替したのは言うまでもありません。

●家探しの愚痴

炎天下の家探しは大変だ。家が決まらないと、いろいろな人があちこち世話してくれて、それぞれ見に行かなければならない。しつこく探すと、疲れた也十は、機嫌が悪くなる。かなりうんざりしていた我々は、ここに決める事にした。

これほどの家は、そうはないだろうし、好条件だ。

●いよいよ契約

大金を持った我々は、マンディを済ませたあと、大家さん宅へ。大家さんご夫妻、某バンガローの仲介兄ちゃん、也十&オジャラそして、アグン君。契約は、合計6人でにぎにぎしく始まった。私の作った契約書の内容の確認を行う。パスポートのコピーを渡し、契約書にサインする。最後にお家賃を積み上げて数えてもらう。バンガローの兄ちゃんにまで頼んで数え終えると、もう契約の儀式は終了だ。

「スダッ」と私が切り出すと、皆さんホッとして、家を後にしたのだった。

●「オチャッピー?四世」号

Chili Cafeに帰ると、バイクが届いていた。そして、到着と同時にウパチャラ状態にされていたニューバイクは、「オチャッピー?四世」号と名付けられ、「交通安全」の聖水を浴びたのだった。

◆・◆・◆1999年9月15日◆・◆・◆
●ワサントラネットに加入

昨日デンパサールに買い物の下見に行ったとき、ワサントラにも加入しようという事になって、オフィスを探した。当然、流していても見つからないので、粒嬢に電話する。

中央郵便局の敷地内にあることを教えてもらうと、早速チョバしてみた。入会金やら、デポジットやらを支払うと、トータルでRp191,000。ジモティにはちと高い。登録には、パスポートのコピーが必要だ。そんなもんあるわきゃないだろっ。しかも、家の住所や電話番号をまだ聞いていなかった。これでは、申し込み用紙に記入もできないありさまだ。

そんなこんなで、今日は、再びワサントラに。登録はその場で終わり、インドネシア語で書いた設定用紙一枚をもらうと、不安で一杯になりながら、オフィスを後にしたのであった。自力でセットアップできるのだろうか?ちなみに、ネット料金の支払いは、UBUDの郵便局の敷地内にも、ワサントラのカウンターがあり、そちらでもできるとのことなので、超便利。

●エディに依頼

家に住むには、かなりの手直しが必要だ。電気、エアコン、ファン、テレビ、家具なんかを買わなきゃならないし、お湯も出るようにしなけりゃならない。大変なことになった。当面の宿はChili Cafeとし、リニューアルのお願いを「エディさん」に依頼する。しかし、「エディ」には、いろいろいるので我々は、「エディ電気」と呼ぶことにした。

「エディ電気」は、Chili Cafeを初め、ベベブンギル,アリーズワルンなどの証明を設計し、なんと、あのアマンダリまでたずさわったお方なのだそうだ。どうりでChili Cafeは、アマンダリに似ているはずである・・・・。(注:我々は、アマンダリには泊まったことがない。)

昨日の夜アポイントを取るようにアグンに頼むと、今朝は、もうカフェで待っていた。日本人並みの素早さだ。早速皆で家を見に行くことになった。

●工事の打ち合わせに行くと

オジャラ邸の鍵をもらうと、リビングになにやら飾り付けが・・・・・。イブは、申し訳なさそうに、「今晩子供の誕生日なんだけど、お部屋を使ってもいいかしら?」よく見ると、天井には紙テープまで張ってある。ここまでされては断れまい。家賃も入ったし、豪勢にお祝いしたい気持ちもよくわかる。部屋の使用を快諾すると、我々の工事の打ち合わせが始まった。

2時間にも及ぶ打ち合わせのあと、エディ電気は、「明日見積もりを出すから」と言い残し、バイクで帰っていった。どうもギャニャールの人らしい。アクセスが早いわけだ。

●こちらでの工事

取り付ける電気、ファン、エアコンや水洗金具、電気スイッチなど全てを、注文者が買い揃える。そして、エディ電気は、それを取り付けるだけである。うーん。シンプルなシステムだ。日本なんかじゃ、工務店任せで、よくタイルの品番なんかを、間違えるもんなぁ。安い店さえ見つかれば、悪くないシステムだと思うのだ。

●必用な物たちの購入

アグン君の案内で、デンパサールの電気店をチェック。

いくつも見た中でも一番安い店で買うことに決定。

(当たり前)しかも、梱包させて金を出す段で、

「もうちょっと★ねっ」と微笑めば、

更に少し負けてくれました。うふふふ。

★超身近な為替情報 クタでは、Rp75−83/円くらいでした。

★エナッエナッバグース ●今日は裏版で【福太朗】

こんなに甘い日本食は初めて食べました。まるでダシは使わず、砂糖大量投入で誤魔化したのでしょうか?肉も硬くて噛み切れません。

デンパサール・クタ界隈で、ラーメン食いたくなったアナタっ。ミー・アヤム・ジャカルタでも探しましょう。しかも、ビンタンぬるいんでやんの。今時UBUDにもそんなレストランは無いっちゅーの。ナメんなよっ。