◆◆◆ ステンドグラスの工程 ◆◆◆
ビーズの箱の中に入れてある、作品の仕切りは、
ガラスをステンドグラスの道具で貼り付けて作ったものです。
ご興味がある方は、ご覧になってみてください。
ガラス切りで、ガラスをカット。今回は1センチの巾に20本と、小さなパーツ各20ケずつが必要だ。 我が家にステンドグラス合宿に来た事がある「さちち」はよくご存知の通り、この1センチ巾というのは、切るのが命がけ。 せめて2センチなら、自信を持って切れるのだけれども、到底自分では切りたくない。ガラスの粉が飛び散って「猫」が怪我をしたりするかもしれない。そんなこんなで、近所のガラス屋にカットを頼んで、この工程は省略したのでした。おほほほほ。 ガラス屋のオヤジも渋っていたらしいが、通常のガラス料金に手間賃を少し上乗せしてやっとのこと、仕上がったと大家さんは言っていた。自分のコミシも取ったに違いない。 片手で撮影したせいもあり、どうもピンぼけが気になるが、ガラスにテープを巻きつけてゆく作業の写真。 裏には糊が付いており、かなり強くガラスに接着される。 ここで、キレイに銅のテープを巻くのは、かなり重要だ。銅の部分にしかハンダはくっつかないので、ガラスの巾からはみ出た銅のテープを同じ巾に左右に貼ってゆく必要がある。(意味が解らない人は、考えずに軽く読み流してください。) 久しぶりに巻いたので、なかなかうまく銅のテープは貼りつかない。指紋がついたり、ゴミが入ったりすると、後で作品を完成させた後に、ガラスからハンダが剥がれてしまい、作品が壊れてしまうので要注意。 このあと、更に、銅のテープをガラスにこすり付けて強く接着させる。 リステリンのビンに詰めて持ってきたのは、「フラックス」という名の接着液。銅版とハンダをよく接着するための、ノリみたいな役割を果たす。バリでも買えるのだろうか? そういえば、バイパスの交差点のところにステンドグラス屋があるんだよな。そこならばきっと売っているところを知っているに違いない。少なくともその店では使っているはずだ。分けてもらえるのだろうか?色のガラスもあるといいんだけどなぁ。 ハンダゴテは温度の調節が可能。下に置いてある黄色いものは、スポンジで、水を含ませてある。このスポンジでハンダゴテの先端を掃除しながら、温度の調節もする。 熱くなりすぎるとハンダが飛び散って、ヤケドをしたりする。軍手や防塵メガネはここでも利用。なんだか防塵メガネを多用する毎日だ。 この白いプラスチックの棒は、先ほど巻いた銅のテープをガラスに強く接着させたり、ガラスに接着したハンダの側面を、暖かいうちに丸く整えて、後ではがれないようにするもの。名前は聞いたが忘れた。結構高い。 ハンダゴテと、ハンダはこちらでも買えるがスズの混入量が多く、作っているときに黒いコゲができたり、伸びが良くなかったりして不満が残る。 1つ作るのに二時間位はかかってしまいます。 最初は、アクセサリー用の仕切りをダンボールかなんかで作ろうと思ったんですが、どうも安っぽくていけません。 作品そのものも汚く見えてしまうので、ガラスで作ることにしました。ステンドグラスの道具は、日本から持参したものですが、バリにも、ステンドグラスを作る店は何件かあるみたいです。
◆ すべて貼り付け終了 ◆
◆ フラックス ◆
◆ ハンダゴテと、ハンダ、そしてプラスチックの棒 ◆
◆ 完成 ◆