◆ 伸縮性のテグス(クリアーゴム) ◆

手芸店で見つけた時、試しに買ってみました。使ってみると、テグスに較べて、糸の始末がカンタンでした。

ビーズアクセを作りたいけど、糸の始末がうまくゆかない人が多いのではないのでしょうか?

糸が太いので、ビーズに通すのに少し時間がかかります。糸の始末がカンタンなのと、伸縮を利用して、金具を使わなくても手軽に留め具部分を作ることが出来るので、余分なパーツを持たなくて済みます。

バリ島では、日本と同じような、丸カンや、留め金具が入手できないので、この伸縮性のテグスを利用した作品を中心に作ることになりました。

伸縮性のテグスで作った作品は、やわらかく、伸び縮みするので、色々な作品に応用できるのではないかと思います。

しかしながら、耐久性や、強度などは、まだ未知な部分が多いので、壊れやすかったり、年月が経つと、もろくなったりするかもしれません。

◆ トンボ玉 ◆

バリ島には土産物屋のビーズ店が沢山あります。

既成のビーズ作品と並んで、ガラス製のビーズや、トンボ玉も見つけることができます。

トンボ玉とは、ガラスに、模様の入っているビーズやビー球の事です。一つ一つ手作りで、日本にも、トンボ玉作家というプロの職人さんもいるのです。日本では高いトンボ玉も、バリでは土産物として、ジャラジャラと売っています。

特に、色々な種類を混ぜあわせて細いゴム紐につないで売っているものが気に入っています。1本買うと、色々なトンボ玉を一度に買うことができて、そこから色々な作品が生まれるからです。

自分で探したトンボ玉は、見るたびに旅のことを思い出せて、とても嬉しいのです。

◆ ガラスビーズ ◆

ビーズ店で最初にガラス玉を見たときに、いくつか買ってみました。プラスチックのシードビーズをブルーで揃えていたので、ペンダントヘッドの部分も青を中心に揃えます。

プルーに良く合う白も少し買いました。

ガラスビーズは、20個-30個を紐に通して、壁から下げて売っている場合が多いです。暗い店内では良く見えませんので、一つ一つ、手に取り、明るい場所で色や、割れなどが無いかどうかをチェックしてから買いましょう。(数珠繋ぎの中で、いくつかは、絶対に割れています。割れが少ない物を選ぶしかありません。)

ガラスビーズでニット作品を編むときは、ビーズの穴の大きさが、少し大きいものを選ぶのがコツです。伸縮性のテグス(クリアーゴム)は太いので、小さいビーズでは、糸を2本通すことができないからです。

伸縮性のテグスが軽く3本入るくらいの穴の大きさが最適です。

◆ ガラスのチューブビーズ ◆

ビーズ店を探索しているうちに、とてもキレイなチューブビーズを発見しました。

ネックレスでも、ニット作品でも、なるべく長さや太さが揃ったビーズを買うのがポイントです。

伸縮性のテグス(クリアーゴム)は、糸が太いので、穴が細いチューブビーズには使えません。

穴の太さまでは、買うときには解らないのが難です。このビーズは、穴が細くて、ニット作品に出来なかった分です。釣り糸タイプのテグスで、小さな作品を作ろうと思っています。

チューブビーズは、透明感のあるタイプを選ぶと、作品になったときキレイです。

◆ ハッポウスチロールとマチ針 ◆

ニット作品を作るときには、発砲スチロールの板を下に敷いて、マチ針で、ビーズを固定しながら作業します。糸をかなり長めに切っているので、どこかに固定しないと、糸が絡んだり、十分に糸を引っ張ることができずに、時間がかかってしまいます。

カンタンな道具ですが、ビーズを固定すると、しっかりと糸を締めてから、次に進んでゆくことが出来、キレイに仕上がります。

◆ アンティーク(?)ビーズ ◆

とあるビーズパーツの専門店(土産物屋)で、見かけた、キレイな色のビーズ(右上)。

店のお兄さんが、アンティークだといって出してくれたビーズもありました(左・右下)。

一粒一粒を砂の中から掘り出して、洗ったものだと言っていました。ま、半信半疑ではありましたが、プラスチックや、ガラスなどではなく、半輝石の素材っぽいビーズも含まれていましたので、買ってみることにしました。土産物屋では、わざと泥の中で汚したりして、古く見せたりするところもあるようです。

でも、色や大きさが気に入った品であれば、買ってみる価値があると思います。アンティークかどうかは知りようが無いのですが、気に入った品で作った作品は、愛着があり、身に付けていても嬉しいからです。

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私が住んでいる村の「UBUDビーズ探しの旅」です。