バリには無料広告誌が何種類か出版されている。しかしながら、発行部数や広告の絶対量で、一番受け入れられているのが、『バリ・アドバタイザー』だと思う。

一番の売りは、誰でも、三十ワード程度までの、無料広告を出せるサービス。

そして個人の、『売ります・買います』から、不動産情報、求人情報、ビザ、チケット、ホールセールショップなど、ありとあらゆる有料広告で埋め尽くされているのである。

英語版しか無いというのが難であるが、読み応えはタップシだ。ウブドでのヌードセッションの情報も、この広告誌で知ったのだ。

広告の大きさで、どんな商売が儲かっているのかのバロメーターにもなる。

まあ、日本語版が無いので、英語が読めない日本人には、タダの新聞に過ぎないが、もうちょっと濃いバリライフを送りたい人なら、頑張って読む価値がある。

日本食材店などで、毎月もらってくる、日本人向けの無料冊子もある。『あちゃら』という名前で、こちらは、いかにも『記事広告です』という、やらせっぽい記事が満載。

【バリ滞在は５日だけど、イロイロ体験してみたーい。】みたいな方にはピッタシの情報で、だいぶボラれてしまう仕組みになっている。

そんな情報誌でも、無いよりはマシで、結局熟読している夫婦なのであった。