バリ島 ★ぶうげんびりあ (HTML版)


◆◆◆ 083 / 氷入りコーヒー コピー用紙 ◆◆◆

氷入りコーヒー コピー用紙

絵を描くために、大きなテーブルを買ったのだが、だらしの無いアタシは、いつも、イロイロな品物を乗せてしまう。

ヌードデッサンで仕上げを待っている作品、中途の絵や、油絵や版画の道具、彫刻刀、自分の俳句をプリントした紙、花の種、花瓶、筆入れ、ガムテープなどなど。そして、更に絵には全く関係ない品が乗せられていることも多い。

作業スペースは、結局、A4コピー用紙を一枚広げ、コーヒー用のグラスがやっと乗るだけしか残っていない事も多い。

そんな雑然とした中でも、絵が描けないという事は無くて、コーヒーを飲みながら、また一枚描く。

早朝に、濃い目に入れたコーヒーは、時々、氷を『カラカラ』と言わせて混ぜ合わせる。洗濯機を回しながら、午前中の一時間とか二時間、絵を描いている間に、コーヒーはだんだんと薄まってきて飲み頃になる。

絵の束は、昼食を終えるとそのまま二階に運ばれて、スキャナーでパソコンのノウミソに収納され、文がつけられる。

たまに、机の上の品を片付けて、作業スペースを広げたりする。そうすると、突然ハンコを作ろうなどと思い立ち、また、机の上を散らかしてしまうのだった。

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