バリ島 ★ぶうげんびりあ (HTML版)


◆◆◆ 073 / 時には鳥も来てくれる庭の木のこと ◆◆◆

時には鳥も来てくれる庭の木のこと

アトリエの前に、七十センチ程の低木が生えてきた。その数はどんどんと増えて、今では7-8本にまでなっている。

オレンヂ色の丸い実をいくつもつけて、マンゴーの木の下の僅かな光で欲張らずに生きている。

私が絵を描いていると、静まり返った風の無い日に、モズ位の鳥がやってきて、細い枝に止まる。低木は、鳥の重みに大きく揺れるが、折れる事も無く体制を立て直し、低木は、『召し上がれ』とばかりに、たらふく食べさせるのだ。

鳥は、オレンヂ色の実だけをクチバシでもぎとっては、上を向いて丸飲みにする。(↓赤丸の中のような感じ)

実が成るのは、ニワトリが背伸びをしてもギリギリで、届かない高さ。旨そうな木の実を、どうしても食べられないニワトリを横目に、モズらしき鳥は、『パクリ』とまた飲み込んだ。

低木は、よっぽどニワトリ嫌いらしい。(同意)

おじゃら画廊のHP

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.

イチオシ自由律俳句の本