バリ島 ★ぶうげんびりあ (HTML版)


◆◆◆ 065 / 猫どうしまあるくみつめあう ◆◆◆

猫どうしまあるくみつめあう

シロが来なくなってから、次にエサをもらいに来るようになったのが、お隣の猫、『コニャ男』

彼は、姉妹のメス猫二匹と、同じ模様なのにも関わらず、特に汚いのが特徴だ。

彼は、アタシにエサを貰うことに決めたようだった。毎朝、アタシの姿を見つけると、追いかけてきて、エサを貰えるまで粘っている。

ウチの猫が早速食べ終わり、外に出たりすると、その前に座り、見つめあっている。お互いの、縄張りの確認などをしているように思われる。

初めは見つめあっているいるのだが、アタシが掃除や洗濯をしていると、そのうちに、二匹とも、そのままの姿勢で眠っていたりする。

『渡り鳥』には、島ごとに訛があって、同じ種類の鳥でも、住んでいる島が違うと、全くコミニュケーションが取れないこともあるという話をテレビで見たことがあった。猫はどうなんだろう?

まあ、どうせ見詰め合ったまま、眠ってしまうのだから、言葉が通じなくても困らないだろう。

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