バリ島 ★ぶうげんびりあ (HTML版)


◆◆◆ 036 / 五百ルピアの糸で服を作っているよ ◆◆◆

五百ルピアの糸で服を作っているよ


ミシンをゲットしたアタシは、早速バティック布で、小物を作り始める。

初めは、カーテン留めや、タオル掛け、コースター、終にはバティック服まで作るようになっていった。

ミシンは、購入から一年程度で、ほぼ減価償却済みである。

バティック布を縫うには、ちょっとした秘密がある。

それは、根性の無い木綿の糸を利用することだ。

しつけ糸のようなバリ島の糸に不満があった私は、日本からポリエステルの糸を持参した。

しかし、結果は惨敗だ。

布に対して、糸が強すぎて、縫い目から布が裂けてしまう最悪の事態であった。『郷に入っては、郷に従え。』

バティック布には、根性の無い糸を使えということか。

糸は、プリアタンの糸屋(雑貨店も兼ねているが、糸やファスナーなどの品が充実している。)で買うことにしている。

たまたま、サテが焼けるのを待ちながら、別な店で買った五百ルピアの糸には笑った。芯にダンボールが更に巻いてある。

まさか、上げ底になっているとは・・・。

セコイっす。

後日、この糸はスーパーで三五〇ルピアで売られていたので、また笑ってしまう。毎度毎度ボラれている。

よかったら、バティックで作る服も読んでね!

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