バリ島 ★ぶうげんびりあ (HTML版)


◆◆◆ 032 / アイスクリームの音 空に溶けて ◆◆◆

アイスクリームの音 空に溶けて

バリ島には子供が沢山いる。

アイスクリーム売りは、学校帰りのガキ共をターゲットに、炎天下を歩き回る。

屋台を引いているのは、ジャワからの出稼ぎオヤジ達。体一つでバリにやってきて、屋台の親分さんに、月額で屋台一式と、原材料なども全て預かり、販売して、疲れて、上前を跳ねられている。

屋台のレンタル料は、業種によって異なるようだ。

販売単価が違うので、当然と言えば当然である。

屋台オヤジの中で、イチバン羽振りがいいのは、サテ屋(バリの焼き鳥屋)。

みんな、小金を貯めて、自前の屋台を作って独立してしまう。

次は、マルタバ屋。

アタシは、アイスクリーム屋は、かなりの貧乏人と見ている。

レンタル料も安いのだが、売れる額も知れている。

とりあえず、小額ではじめられるアイスがスタート地点となり、金が貯まるまると次の屋台に進むのだ。

え?『美味しいのか?』食べた事無いっす。あしからず。

おじゃら画廊のHP

Established 1998 Rica's Bar WEB SITE & Since 2003 Atelier Ojara.

Copyright (C) All Rights Reserved by Rica Ojara.

イチオシ自由律俳句の本