バリ島 ★ぶうげんびりあ (HTML版)


◆◆◆ 002 / ボラれコップブルース ◆◆◆

このコースターは、手書きバティックで、作った品。洋服のハギレなどを継ぎ合わせているのだが、なかなかカワイイ。

ボラれコップブルース

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バリ島では、このような厚口のコップが主流である。理由は、割れにくいのと、量産できる設備があるからだろうと思われる。
オットのビンタンジョッキを割ってしまった私は、パサールに走った。早朝、パサールのオババは、『モーニングプライス』などと人を安心させ、一個、五千ルピアで交渉成立。オジャラは二個のコップをゲットした。帰宅して、包みを開くと、一個はヒビ入りコップだった。やられたぜ。チェックを軽んじたアタシにも責任はある。
後日、スーパー『デルデワ』で、このコップの価格を確認すると、一個二千六百ルピアであった。マジっすか?通常価格の倍額、しかも一個割れていたので、更に倍。『クイズダービーのラスト問題(はらたいらに全部)』をはずしたような衝撃が、アタシを責める。
デルデワでも、更に二個のコップを買ってみる。使ってみてはじめて解るのだが、パサールのコップは、口の所の始末がいいかげんで、口当たりも悪いのだ。デルデワのコップは、ツルツルで、体にも優しい。ああ、粗悪品。
『もう二度と、パサールで買い物するのはよそう。』コップ一個でもこのくやしさだ。バリ島での買い物には精神を鍛えられる。

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