折りたたみ式作品展示用画帳 (*゜▽゜*)ノ

「蛇腹はん」

(サクっと理解できるPDFファイルをダウンロード) 

【その1 ラミネートした作品を仕立ててみる】

 

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ラミネート作品を【蛇腹はん】に仕立てよう

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以前、日本画をはじめたころ、画用紙に書いたため、

将来的な絵具の「はく離・欠落」が心配でした。

なので、思い切って、ラミネートしてみました。

(良い子の皆さんは、和紙に描きましょう)

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そんでもって、それは、販売したいという希望もあったのですが

長い時間、保管されていました。

というのを思い出し、

展示品として、繋げてみることにしました。

(蛇腹はんの試作品です)

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ラミネートの目安

Lプリント → ポストカードラミネート

2Lプリント → A5サイズラミネート

B4サイズ → A3サイズラミネート

 

*ラミネートするときに、縁の幅がそれぞれ1センチ

ぐらいになるように、データを仕立てて、ハサミで

カットしてもオケです。

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準備するもの

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●タグファスナー (作品枚数X 4個前後)
 

こんな奴です。アマゾンで購入できます。

ループロックとか、モヤシともいわれているようです。

一応、私が購入したサイトのURLを貼っておきます。

●タグガン

直径ニミリパンチ

タグファスナー/ループファスナー

リンクが切れていたら、似たのを探してくださいね。

現在、2024.3.15.です。何十年も時間が経過してしまうことがございます。

ご自身の責任で、サクっと調達しましょうね。

●作品

ラミネートします。

ポイント

●ラミネートの余白は1センチ以上開けるほうが、仕立てやすいです。

●原画を保護したい場合には、薄いOPP袋に入れてから、ラミネートします。

ラミネートフィルマが経年劣化したときにも、

ラミネートをカットして、

作品を取り出すことが出来ます。

●ちとお高いですけれども、紫外線などをカットできるラミネートフィルムを推奨します。

●ドリル

ドリル刃は、2ミリの穴の大きさを目標にします。

(1ミリだと、ループファスナーが引っかかります。)

●作品の束を固定します ●ガムテープ、チラシなどの不要な紙

 

 

 

 

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作り方

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●作品に穴を開けます  

ドリルで穴を開けます。

このとき、作品を重ねて、紙で束ねて、ガムテープで、作品がズレないように、ガッチリと止めましょう。

穴は、角から1センチ程度の場所に開けます。

なるべくズレないように開けましょう。

できれば、作品にはかからないように開けましょう。

ピンぼけしていますが、こんな感じです。

作品を蛇腹に仕立ててゆきます。

どの順番でつないでゆくのか、よくよく考えましょう。

 

 
作業を説明するために、A−Dまで記号を付けました。

Aの上側から下面に向けて、タグファスナーを入れます。

Bの下から上に出します

Cの上から下に通します

Dの下から上に通します。

そして、Aと繋げます。

タグファスナーの取り付けは、これで完成です。

●必要な数だけ、タグファスナーでつないでゆきましょう。

展示場所の大きさ・幅・高さに合わせて、

作品を繋いで、大きい作品に仕立ててゆきます。

 

作品は、このように、まず、縦方向に、折りたたんで、

次に横方向にも折りたたむことが出来ます。

輸送コストも節約できます。作品サイズに合わせて折りたたみ、小さいダンボール箱に入れて、移動が可能になります。

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作品は、画鋲などで会場に展示しましょう。

画鋲は、作品が落ちなければ、一番上段と、中段、下段などに、数個つければ大丈夫です。

上段のタグファスナーに棒を通して、上から吊るすこともできます。

 

 

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作品は、無限に繋げてゆくことが出来ます。

展示場所が広ければ、大きく作れて

インスタ映えしますし、

ショーケースの中などであれば、

タグガンを利用してもオケです。

 

この作品は、縦長に作ってしまいましたが、

横長に繋げてゆくべきでした。笑。

また、タグガンや、タグファスナーは、カンタンにハサミで

カットできますので、展示会場に合わせて、自由に修正が可能です。

展示が終了したらバラして、生徒さんに作品を返却することもできます。

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学校の写生や書道の展示、

美術館や、水族館などでの写真や、作品展示などにも応用ができます。

あらかじめ「蛇腹はん」に仕立てておくことで、

展示のスピードがぐっと速くなりますし、

順番を間違えたり、作品を紛失することも無くなります。

ある程度硬い紙であれば、直接穴を開けて作ることも可能です。

(作品は傷んでしまいますが)

学校の先生方は、展示に苦労されていると思います。

もし、参考になる部分がございましたら幸いです。

 

作品が原画の場合には、

作品をOPPフィルムに入れてから、

ラミネートすると良いですよ。

ラミネートが傷んで取り替えたいときに、OPPフィルム

で作品がカバーされていますので、

キレイに取り出すことが可能です。

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あとは、ご利用者さまでも、アイディアを出し合い、

展示を盛り上げて下さいね。

展示が良いと、展覧会が盛り上がりますよ。

(゜▽゜)/

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